投函方法は4パターンが用意されている
価格はテンプレート料金とはがき代のみ
デザインが仕上がったら、次は投函方法を選択する。アドレス帳に住所が登録されている相手に送るなら「住所で送る」を入力。複数の相手を選択し、一気に投函できる。価格はテンプレート料金に加え、はがき代の50円だけでいい。
iPhoneの「連絡先」には名前と電話番号、メールアドレスしか登録していない人が多いのではないだろうか。もちろん、メールなどで住所を聞いて連絡先に入力してもいいのだが、「はがきデザインキット2013」なら住所を知らなくても年賀状を送ることができる。
電話番号やメールアドレス宛てにメッセージ送り、受け取り手続きをしてもらう仕組みだ。相手の住所を知らなくても送れるので、メル友やSNSで知り合った人へも年賀状を出すことができる。
デザイン面の空きスペースに手書きでコメントを添えたり、宛名面を自分で書きたい場合は、自分宛にまとめて送ってもらう。もちろん、この場合は自分で投函する必要がある。
はがきを買ってしまった場合はプリンターで出力
AirPrint対応のプリンターならPCいらず
自宅のプリンターで作成しようと年賀はがきを買ってきてしまった場合は、画像に出力して、印刷すればいい。単なる画面キャプチャではなく、1748×1181ドットと大きめの画像で出力してくれるので、印刷しても綺麗だ。iPhoneから直接印刷できるAirPrint対応のプリンターを持っているなら、PCなしで出力可能。普通のプリンターでも、PCに画像を転送し、Windowsの機能で印刷すればいい。
とはいえ、せっかくPCを使うなら、PC版の「はがきデザインキット」を利用したい。1000種類以上の年賀素材を収録しており、凝ったデザインを作成できる。大きな画面で操作できるので、作業しやすいのもメリットだ。テキストを入力したり、画像を挿入したとしても、10分もあれば完成してしまう。
もちろん、宛名面の印刷も可能で、CSVファイルを読み込んで一気に処理できる。スマホで紹介したオンラインでの印刷や投函にも対応している。
年賀状を出そうと思っているのに、なかなか時間が取れない人も、今年は数分の隙間時間を取って出してみることをオススメする。また、正月に想定していない人から年賀状が届いた場合も、迅速に送ることができる。出さずに後ろ髪を引かれるくらいなら、気持ちよく年賀状を送ってみてはどうだろうか。
筆者紹介─柳谷智宣
1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。日経パソコンオンラインで「ビジネスPCテストルーム」、週刊SPA!で「デジペディア」を連載するほか、パソコンやIT関連の特集や連載、単行本を多数手がける。近著に「ポケット百科 GALAXY SII LTE 知りたいことがズバッとわかる本」(翔泳社)「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)。
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