このページの本文へ

富士見iPhoneクラブ 第89回

iPhoneクラブと楽しむ昭和風クリスマスパーティー

2012年12月16日 14時00分更新

文● iPhoneクラブ製作委員会

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

iPhoneとは特に関係が無い
メンバーのクリスマスの思い出

ニッシー せっかくだから、みんなのクリスマスの思い出も聞いてみよう。

カリー いいですね。窓からサンタが入ってきたと思ったら、借金取りだったとか。

じまP そのつまらない話が昭和っぽいですよ! 僕は子供の頃に「サンタにお菓子をあげたい」って言ったら、母がクッキーを用意してくれたので、それを靴下と一緒に置いておいたんです。そうしたら、我が家のサンタがそれを食べて、また見事な筆記体で「Thank You!」って書いてくれたんですよ。純粋な少年時代だから、すっかり騙されました。

お菓子入りブーツの中身に懐かしさを感じるメンバー

ニッシー 普通にいい話だね。ジェイソンさんは?

ジェイソン 何かあるかなあ……。俺はファミコン世代だったんだけど、『ファミリーベーシック』の宣伝を見かけたから、それが何かもわからずに「欲しい」って親に伝えていたんですよね。そうしたら、クリスマスの翌朝に枕元にどーんと置いてあったんだけど、もう全然遊ばなかった。プログラムとか、何もわからなくて。

ニッシー 俺も世代が近いからサンタにファミコンソフトを頼んだことがあったけど、『忍者くん』をリクエストしたら、『忍者じゃじゃ丸くん』だったことがあったなあ。

ドロイド その忍者は兄弟なんだけどね。ちなみに自分はゲームウォッチで似た話があったな……。

ニッシー あと試しにノーリクエストにした年があって、そのときは木琴が置いてあった。

カリー 木琴! どうするのよ。それ。

ニッシー さすがにあれは遊ばなかったね。そういえば思い出したけど、うちは家族が毎年ケーキを手作りしていたから、バタークリームのケーキを食べたことがなかったなあ。まあ、それだけ暖かい家庭だったってことですよ。つまりリア充。

ドロイド ケーキ以前にうちはクリスマスの習慣がなかったね。実家が和菓子屋だし、年末は超忙しかったから。

じまP あー、なるほど。

ドロイド でも、うちに玉子を入れてくれていた養鶏場のおじさんが、毎年12月25日の夜に売れ残りの鳥の丸焼きをくれるんですよ。だから自分にとっては、そのおじさんが神みたいな存在だったの。ところがある年、おじさんが借金かなにかで夜逃げして。

ジェイソン あちゃー。

ドロイド まあ、その後にいろいろあって戻ってきたらしくて。うちの親父に「また取引してくれ」と土下座してお願いしてたところを、自分がたまたま見ちゃったと。そのときは超ショック。自分の中では神に等しい存在が、親父に土下座しているんだから。リアルな大人の土下座を小学生のときに見ると、トラウマになるよ。ホントに。

ニッシー ……なんていうか、リア充感がまったくない話ですね。最後はカリーさんだね。オチなんで面白い話を頼むよ。

お酒好きなのに、ノンアルコールのシャンメリーだけではテンションが下がりがちだったカリーさんのためにシャンパン……ではなく、アメリカ産スパークリングワインをプレゼント。コルクで危うく蛍光灯を壊しかけたよ!

カリー ハードル上がり過ぎでしょ! 特にドロイドさんの話がすごすぎて、このあとに何にも面白いエピソードなんて言えませんよ。

ニッシー 相変わらずダメだなあ。ウソでも何か話せばいいものを、それすらもできないという。本当にライターなの?

ドロイド 夢がない少年時代だったんでしょう。

カリー ひどい言われよう……。でも今思いついたんですが、子供に夢を与えるアプリがあるといいかもしれませんね。子供はサンタさんへの伝言という名目で親に欲しいものを伝えるじゃないですか。iPhoneやiPadに欲しいものを書くと、親のところにメールで届くとか。

ドロイド 直接、子供が親にメールを送ればいいだけでしょ。

カリー それじゃ意味がないでしょ! 夢がないのはどっちなんですか!

なんだかんだとテンションが上がってきたメンバー

カテゴリートップへ

この連載の記事

ASCII.jp RSS2.0 配信中