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ソフトバンクも開始! Q&Aですぐわかるスマホのテザリング

2012年12月15日 11時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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Q5 テザリングに対応したスマホはどれ?

A5 キャリアごとに違うので確認が必要。

 テザリング対応スマートフォンは以下のとおり。

  テザリングに対応したスマートフォン
NTTドコモ 2011年4月以降にリリースされたモデル
+MEDIAS/Xperia arc
(「らくらくスマートフォン」を除く)
au 「+WiMAX」「4G LTE」対応スマートフォン
(iPhone 5含む)
ソフトバンク 「SoftBank 4G」対応スマートフォン、iPhone 5
イー・モバイル すべて

 まず、ドコモは2011年4月以降に発売されたスマホが対象(「らくらくスマートフォン」を除く)。当時は3GのFOMAのみ対応したモデルが多かったが、それも含まれる(ただし、FOMAのみのモデルでは利用料金に違いが生じる)。

 auは「+WiMAX」「4G LTE」に対応したスマホが対象で、2012年春モデルまでに多かった3Gのみの端末は非対応だ(iPhone 4Sも非対応)。

 ソフトバンクはさらに少なく、現時点ではiPhone 5と、秋に発表された下り最大76Mbps対応の「SoftBank 4G」(AXGP方式)対応スマホのみ。後者で発売済なのは「STREAM 201HW」「RAZR M 201M」2台である。

下り最大76Mbpsの「SoftBank 4G」に加えて、iPhoneでは利用されていない「ULTRA SPEED」も利用可能な「RAZR M 201M」

 イー・モバイルは、以前は“テザリング”という言葉は用いられていなかったが、サービス開始時に発売された「EM・ONE」(EM・ONEには通話機能がないのでスマートフォンとは言えないが)から、インターネット接続の共有に対応している。

 タブレットについても基本的には上記の基準と同じ。Wi-Fi+Cellular版のiPadは、au/ソフトバンクともにiPad mini/第4世代iPadから可能。ウィルコムの「DIGNO DUAL」はテザリングに非対応である。

Q6 テザリングを利用すると、パケット定額の利用料金は変わる?

A6 変わらないケースが多いが、ドコモのFOMA契約のみは料金がアップする。

 テザリングを利用することで利用料金が変わるのは一部の例に限られる。まず、ドコモのXiにはテザリング機能に追加オプション・機能といった概念がない。イー・モバイルも同様だ。

 auの4G LTEスマホ(iPhone 5を含む)とソフトバンクは、「テザリングオプション」として、月525円のオプション料金を設定しているが、一方で2012年12月末までの申し込みで、2年間無料というキャンペーンを実施している

 auの+WiMAXスマホは追加料金は必要ないが、WiMAXを利用すると(スマホ単体の場合も含む)、月525円のオプション料金がかかる。WiMAX機能をオフにしてテザリングを利用することは可能だが、3Gではデータ通信量の制限がある(詳細は後述)。

 料金が変わるのはドコモのFOMA契約の場合。たとえば、パケット定額が月5460円の「パケ・ホーダイ フラット」でも、テザリング機能を利用すると月8190円に上限が跳ね上がる。この料金を高いと感じるのであれば、Xiスマホへの乗り換えか、契約のみXiに変更するのを考慮するといいだろう(FOMAしか対応していない端末でもXi契約のSIMが利用できる)。

 ただし、Xi契約に変更すると、データ通信量の上限が設定される、無料通信分が含まれる基本プランがないといった違いも生じる(さらに契約変更の手数料に3150円が必要)。

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