最大16.7時間駆動、「LIFEBOOK WS2/J」の“モバイル性能”を試す！ (2/4)

2012年12月20日 11時00分更新

文● エースラッシュ

A4クリアファイルサイズで、持ち運びやすい

　まずは、持ち運びの際の利便性を考えてみよう。モバイルする状況として、電車内や航空機内といった移動中の利用と、カフェなどの屋内での利用のほか、公園のような屋外で利用する場合が考えられる。

　LIFEBOOK WS2/Jのフットプリントは幅約316mm×奥行き約226mmで、A4クリアファイルに近いイメージだ。両足を揃えて座った時にヒザ上に置いても、大きくはみ出すということはない。これなら、電車内で座っている時にメールチェックなどを行なっても、隣に座っている人にぶつけてしまうことはないだろう。

　また、約1.31kg（SSD選択時）／約1.33kg（HDD選択時）という重量も軽すぎず重すぎずで、ヒザ上でも安定させやすい。ちょっとしたはずみでずり落ちてしまうことはないだろう。もちろん、カフェをはじめとした屋内利用では快適に利用できる。

スリムな本体、スティックタイプのACアダプターがナイス

　LIFEBOOK WS2/Jの厚さは13.5〜19.9mm。光学式ドライブを備えた13.3型ノートとしては世界最薄で、ビジネスバッグにならばラクに出し入れできるサイズだ。むき出しで直接手で持つ時も、かなり持ちやすい。厚めの文庫本のような感覚でつかめるのだ。重さ的にもサイズ的にも、片手で十分持ち運べるだろう。

LIFEBOOK WS2/Jの厚さは13.5〜19.9mm。光学式ドライブを備えた13.3型ノートとしては世界最薄

　また、スリムな「スティック形状ACアダプタ」が標準で用意されている点もポイントだ。しかも、出張時などに荷物を圧迫せずに持ち運べる軽量タイプなのがうれしい。

軽量タイプの「スティック形状ACアダプタ」は、出張時などに荷物を圧迫せずに持ち運べる

　富士通 WEB MARTでは、オプションで追加購入できるようになっているため、モバイル派なら複数買いを推奨したい。1つを自宅に、別の1つをオフィスなどに置いておけば、イチイチ持ち運ぶ必要がなくなる上、デスクに着席次第LIFEBOOK WS2/Jを電源につなげられる。ACアダプターをカバンから出し入れせずに済むというのは、予想以上に効率的かつ快適だ。