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『Webライティング実践講座』発売

2012年12月11日 10時01分更新

文●Web Professional編集部

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 文章のプロではない人が大勢の人に読まれる文章を書く時代に、誰でも上手な文章が書けるコツがつかめる書籍Webライティング実践講座(林 千晶、中野 克平 編著)が12月12日、アスキー・メディアワークスから発売されます。Amazon.co.jpほかネット書店、大型書店で購入できます。

誰でも上手な文章が書ける「型」を提案

Image from Amazon.co.jp
Webライティング実践講座 ニュースリリースから商品説明まで (WEB PROFESSIONAL)

 「結論を先に」「一文は短く」など、Web上ではさまざまなライティングのテクニックが解説されています。しかし、どれも断片的で体系だっておらず、何かのテクニックを使えばすぐに書けるようになるわけではありません。しかも、そもそも結論が思い浮かばない、1文字も書けない、という根本的な問題は、どの記事を読んでも解決しません。

『Webライティング実践講座』は、誰もが大勢に読まれる文章の書き手になり得る時代に、ライターや編集者などが持っていたノウハウを紹介することを目標に企画しました。起承転結の使い方や見出しの書き方、あらすじの作り方など、さまざまな文例を元に、「型」としてテクニックを紹介しています。型どおりに書くことで、誰でもわかりやすく、面白い文章が作れるようになる、まったく新しいWebライティングの実践ガイドです。

 インターネットの普及、検索エンジンの発達によって、人間ではなく機械に認識させるためのライティングテクニックも必要になりました。本書では、通常のライティングとWeb向けに文章を書くことを明確に区別し「Webライティング」と呼んで解説しています。

 そのほかにも、会社の売り上げを左右するプレスリリースや商品説明などの「文章の型」を用意して、話題作りや読後感をコントロールできるコンテンツを課題として作ります。Googleトレンド、Google AdWordsなどのWebマーケティングツール、はてなブックマーク、WikipediaなどのWeb上の情報集約サイト、Microsoft Excel、Wordといったソフトウェア使ったライティングについても紹介しています。

 Webサイトの商品説明文やプレスリリースを書くときに、読むだけでライティングテクニックのコツが掴める本書をぜひ参考にしてください。

起承転結の使い方を解説している『1.2 起承転結は「転」から考える』。この後、方法2、3と続きます

Webライティング実践講座
ニュースリリースから商品説明まで

林 千晶、中野 克平 編著

中田 一会、井上 果林、小川 治人、君塚 美香、吉澤 瑠美 共著

  • 定価:2,100円 (本体2,000円)
  • 発売日:2012年12月12日
  • 形態:A5(208ページ)
  • ISBN:978-4-04-891217-4
  • 発行:アスキー・メディアワークス
  • 発売:角川グループパブリッシング

目次

第1章 基礎編 ライティングとWebライティング
1.1 「見出しから作る」がライティングの基本
1.2 起承転結は「転」から考える
1.3 見出しは3種類しかない
 コラム 大企業でも使える!常識を覆す煽り見出し
 コラム Facebook運用にも使える3種類の見出しパターン
1.4 あらすじはカメラワーク
補講 SEO見出しから本文を書いてみよう
1.5 わかりやすい文章とコピペブログの勘違い
 コラム 共有される前提で書く、ソーシャル時代のブログ記事
1.6 「書き出し語」を決めれば本文は書ける
1.7 キビキビとした文章への直し方
補講 プロ並みに無駄のない文章
1.8 敬語の誤用はちょっとなら気にしなくていい
1.9 コーポレート・キュレーションと「乗っかる」PR
 コラム チームで運用する企業ブログ、5つのチェックリスト
1.10 ソーシャルメディアを成功させるコンテンツ戦略
第2章 実践編 いろいろな文章の型
2.1 新聞記者の目に留まるプレスリリースの型
補講 新聞記者の目に留まったプレスリリース
2.2 商品を説明するときの一般的なあらすじ
 コラム 「ふつう」が輝く、社員コンテンツ3つのポイント
2.3 買いたい気持ちが高まる商品説明
補講 参加したい気持ちが高まるサービス説明
2.4 今すぐ買ってもらうためのコンテンツの作り方
 コラム 断りようのない依頼メール
2.5 見に行きたい!と思わせる話の流れ
 コラム ユーザーシーンに合わせて書き分ける「Webライティングの型」
第3章 応用編 ツールを使ったライティング
3.1 Excelで商品説明を量産する
 コラム 楽しんで書く!ライティング担当者の「道具」と「場」
3.2 Google AdWordsキーワードツールで見出しを作る
3.3 Googleアナリティクスで書くべき記事を見つける
3.4 Googleトレンドで見出しとあらすじを考える
3.5 Wikipediaでテーマを探す
3.6 Wordで文章を校正する
3.7 はてブで怒りを抑えられないエントリーを見つける

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