UIMカードだけの契約で自分の好きな端末で使える
対応ルーターも特典で無料
BIGLOBE LTEにはUIMカードだけと、モバイルルーター付きの2つのコースがあり、ユーザーがセレクトできる。UIMカードだけの契約というのは、ニシマキには若干なじみがないようだったが、端末を自分で用意でる人にはピッタリなサービスと言える。
たとえば過去に使っていたドコモのスマートフォンやモバイルルーターが余っているのであれば、UIMカードだけの契約が○だ。一方、端末の手持ちがないユーザーにはLTE対応モバイルルーターのセットがオススメ。2013年1月6日までの特典で、モバイルルーターを0円で購入できるのだ。特に対応機器を持っていないニシマキでも、このセットをデイタイムプランで申し込んだら、月額2930円で高速データ通信が利用できる、とわかりやすく説明した。
UIMカードとのセットで提供される「Aterm MR01LN」
セットで0円で提供されるのは、NECアクセステクニカ製「Aterm MR01LN」、ネクス製「NI-760S」のいずれか。今回はAterm MR01LNをテストした。Aterm MR01LNを使って気づいたのは、起動が高速なことで、おおよそ30秒強で通信可能になったのはうれしい点。バッテリー容量も3280mAhと大きく、LTEでの連続通信時間は約6時間となっている。
特筆できる機能は「USB給電機能」で、専用ケーブルを利用することで、スマートフォンなどをUSB経由で充電できるのだ。
なんと月額料金そのままでUIMカードが3枚使える
カード1枚あたりの料金は1000円以下!
サービス内容、料金の両面から非常におトクなBIGLOBE LTEだが、筆者のようなマニア的スマートフォンユーザーにとって、さらに注目度がグググッとアップする要因になったのが、UIMカードを最大3枚まで利用できる「シェアオプション」のスタートである。
シェアオプションを用いると、月額料金はそのままで最大3枚までのUIMカードをシェアできる。たとえば、複数台のスマートフォンを使っているユーザーであれば、それぞれの端末にUIMカードを差しっぱなしにしておける。つまり、裏ブタを開けてUIMカードを差し替える必要はなくなる。3G+Wi-Fi対応のPS Vitaに差して利用するのもいい。
ニシマキは普段はiPhoneユーザーとのことで、Androidの知識はほとんど持ってないようだった。それでは今後の取材に差し障るので、筆者が以前使っていたAndroidスマートフォンを貸し出して、「Androidのことも勉強しておいてよ」と伝えた。
また、1人で使うのではなく、家族で共有してもOKだ。ただし、帯域制御はUIMカード3枚の合算値で判断されるが、7GBまでは制御されることなく使えるので、家族でうまくシェアして活用してほしい。各UIMカードの通信量はBIGLOBE会員向けの「My BIGLOBE」で確認できるので、そこはスマートフォンでコミュニケーションをとって仲良く使うといいだろう。
もし、デイタイムプランを申し込み、UIMカード3枚で運用すれば、1枚あたりの料金はなんと1000円以下になる。他のサービスと比べても安価なのはもちろん、自由度が高い使い方ができる点にも注目してほしい。