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油圧式変形機構が魅力!「VAIO Duo 11」ロードテスト 第3回

店頭販売向けの標準仕様モデルを試用

SSDの効果大!ベンチマークで見る「VAIO Duo 11」

2012年12月10日 11時00分更新

文● 高橋量

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 前回は、「VAIO Duo 11」のCPUやストレージなどの主要ハードウェア、そして大きな特徴であるサウンド機能を紹介した。続いては、そのほかの機能やインターフェース類、そして各種ベンチマーク結果を見ていこう。なおここでは、店頭販売向けのVAIO Duo 11標準仕様モデルについて解説する。

試用機の主なスペック
製品名VAIO Duo 11 標準仕様(店頭販売)モデル
型番SVD11219CJB
CPUIntel Core i5-3317U(1.7GHz)
チップセットMobile Intel HM76 Express
メインメモリー4GB
ディスプレー(最大解像度)11.6型ワイド IPS液晶(1920×1080ドット)、静電式タッチパネル、LEDバックライト
グラフィックス機能Intel HD Graphics 4000(CPU内蔵)
ストレージ128GB SSD
光学式ドライブ
通信機能有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、 WiMAX
インターフェースUSB 3.0端子×2、アナログRGB端子、HDMI端子、Bluetooth 4.0、200万画素フルHDウェブカメラ(フロント)、 200万画素フルHDウェブカメラ(リア)、NFC機能
センサーGPS機能、加速度センサー、ジャイロセンサー、地磁気センサー
カードスロットメモリカードスロット(SD/SDHC/SDXC/UHS(SDR50)、メモリースティック デュオ)
テレビ機能
サウンド機能ステレオスピーカー、モノラルマイク、ノイズキャンセリング、Dolby Home Theater v4
本体サイズ/重量約幅319.9×奥行き199×高さ17.85mm/約1.305kg
バッテリー駆動時間約7時間(付属バッテリーパック)、約14時間(別売バッテリーパック、 内蔵+拡張)
OSWindows 8(64bit)
付属品ノイズキャンセリングヘッドホン、デジタイザースタイラス(ペン)

充実した通信機能とセンサー機能

 VAIO Duo 11は通信機能として有線LANとIEEE802.11b/g/n対応の無線LAN、WiMAX、Bluetooth4.0の4種類に対応している。外出先でもネットを快適に使いたいなら、WiMAXの利用がお勧め。下りの最大速度が28Mbpsとバツグンに速いので、大容量ファイルの送受信も快適に行なえるだろう。VAIO Duo 11の購入を機に、ぜひWiMAXに加入しておきたい。またNFC機能に対応している点もポイント。ソニーモバイルコミュニケーションズのスマートフォン「Xperia」などのNFC搭載機器をかざすとワイヤレス接続が可能で、写真や文書などのやり取りを手軽に行なえるのがうれしい。

 センサー類としてはGPSと加速度センサー、ジャイロセンサー、地磁気センサーに対応している。マップアプリを利用してGPSの精度を検証してみたところ誤差もわずかで、問題なく利用できるだろう。そのほかのセンサーについては、今後のリリースされるであろうセンサー対応Windowsストアアプリに期待したい。

 インターフェース類は、外付け機器接続用としてUSB 3.0端子×2、映像出力用にはアナログRGB端子とHDMI端子を用意。そのほかメモリカードスロットや有効画素数207万画素のフロント/リアカメラなどを搭載している。

VAIO Duo 11の本体前面。左側にボタン類、右側にLEDが配置されている

本体前面のボタン類は、左からボリューム調整ボタン、画面ロックボタン、サポート機能を呼び出す「ASSIST」と並ぶ

本体背面には有線LAN端子と電源コネクターのみ

本体左側面には、左からアナログRGB端子、メモリカードスロット、ヘッドフォン端子が配置されている。対応メモリカードはSD/SDHC/SDXC、メモリースティック デュオ

本体右側面にはUSB3.0端子×2(うち右側は電源OFF時の給電に対応)、HDMI端子、電源ボタンを用意


ソニーストア

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(次ページ、「Windows8+SSDでゲームも起動もサクサク!」に続く)


 

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