「DiXiM BD Burner 2013」を使って
LAN経由でダビングする
今回は、「DiXiM BD Burner 2013」を使って解説していこう。DiXiM BD Burner 2013をPCにインストールしたら、まずは起動してみる。
生BDディスクをドライブに挿入する。このとき表示されるWindowsのメッセージは「キャンセル」して無視する。しばらく待つと、BDディスクをフォーマットするよう促されるのでフォーマットする。
フォーマットが完了したら、とりあえずそのまま。ダビング操作は、テレビ側から行なうのだ。
テレビ側の操作で、PC上で動作している「DiXiM BD Burner 2013」をサーバとして登録する(この辺はお使いのテレビの仕様に従ってください)。
テレビ側でDTCP-IPムーブ機能を使う。筆者の場合はこのあたりの操作はすべて「レグザリンク」機能から実行できた。録画番組の一覧を表示したら、リモコンの「黄色」ボタンを押して「ダビング」を実行する。ダビングは、1件でも複数でも実行できた。ここでは複数の録画番組を選択してダビングすることに。本来、BDドライブがないのでダビングはできないハズなのだが、先ほどサーバとして登録した「DiXiM BD Burner 2013」が、ダビング先として指定できるようになっているので、ここにダビングすることにする。
これで、LAN経由でダビングが開始された。PC側の画面を確認すると、ダビングが進行していることがわかる。PC側では特に操作することはなく、先ほどフォーマットしたBDディスクに、録画番組が書き込まれていくのを見守るだけだ。しばらくすると、書き込みは終了する。
これで、LAN経由のダビングが完了だ。BDレコーダーが無い環境でも、PCに搭載されたBDドライブを使用して、大事な録画番組をBDに保存することが可能となる。
また、この「DiXiM BD Burner 2013」では、nasneに対応したのが1つの特長でもある。nasneの場合は、VAIOシリーズでないと録画番組をダビングできないと思われがちだが、決してそんなことはない。この「DiXiM BD Burner 2013」では、nasneからダビングする録画番組をダウンロードするような形でPCのBDに保存することができるのだ。
DiXiM BD Burner 2013の「ダウンロード」タブをクリックすると、同一のLAN上にあるnasneが表示されるので、ここからダビングする番組を選択する。
録画番組を選択したら、あとはテレビの場合と操作は同じだ。nasneの番組もこれで気軽にBDディスクに残しておくことができる。
家庭内LANとDTCP-IPを利用すれば、いままで何となく消してしまっていた録画番組も、これからはキッチリBDにのこしておくといいだろう。ぜひ活用してほしい。
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