インターネットメディア総合研究所は11月27日、無料通話・無料メッセージアプリ「LINE」の最新動向とユーザーの利用動向を多角的に分析した「LINE利用動向調査報告書2013」を発表した。
調査報告書によると、スマートフォンユーザーにおける性年代別の利用率は、若年層の利用率が高い傾向にある。特に高いのは女性の若年層で、女性10代のLINE利用率は73.0%、女性20代も64.8%と高かった。男性も若年層の利用率が高く、男性20代で54.8%、男性10代で50.2%と半数を越えている。30代~50代は3割程度の利用率、60代以上では男性が7.2%、女性が15.5%と極端に低かった。
公式アカウントの「ブランド・サービス」のいずれかのアカウントを「友だち」に追加しているユーザーの比率は48.3%となり、LINEユーザーの約半数は何かしらの「ブランド・サービス」とコンタクトがあることが分かった。
企業が提供する無料スポンサードスタンプをダウンロードしたことのあるユーザーは45.0%。「スパイダーマン」が17.0%で最も高く、「ひよこちゃん」が16.4%、「なっちゃん」が13.6%だった。