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富士見iPhoneクラブ 第82回

iPhoneで時計はここまで進化した! Siriで目覚ましを設定

2012年11月26日 15時00分更新

文● 富士見iPhoneクラブ製作委員会(構成:じまP)

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富士見iPhoneクラブのメンバーが、iPhoneのちょっとした使いこなしテクを毎回紹介していく月曜日。iPhone上級者なら「なにを今さら…」と思うかもしれないが、案外知らなかったり、使っていなかったりするネタもあるかもしれないぞ。

iPhoneなら「6時間後に起こして」と言うだけ!
もう普通の目覚まし時計は到底使う気にならない

 iPhoneの用途としては定番でもある、時計アプリの「アラーム」機能による目覚まし。これがあるから、普通の目覚まし時計は使わなくなった、という人も多いのでは?

Siriを使うと、なんと起きたい時間を叫ぶだけで、目覚まし時計をセットできるのです

 スマホの目覚まし時計的な利用方法については、富士見iPhoneクラブでも過去に「【iOS 6】今日も大好きなあのアニソンですっきり目覚まし」などで紹介してきた。今回はiPhoneの音声コントロール機能「Siri」を使って、目覚ましのアラームを設定する方法を紹介しよう。

 SiriはiPhone 4Sに搭載された当初はみんな面白がって遊んだものの、今となっては使っていないという声もしばしば聞かれる。しかし、これを使ったアラーム設定がなかなかお手軽なのだ。

 まず、ホームボタンを長押しして、Siriを起動しよう。そうしたら、「○○時に起こして」とSiriに伝えればいい。それだけ。あとはSiriが自動でアラームをセットしてくれるのだ。いちいち時計アプリを起動して、時間を設定して……という手順を踏まずに設定できるので超お手軽。

ホームボタンを長押ししてSiriを起動し、「○○時に起こして」と言うだけ。分指定もできるほか、「8時半」という言い方でもいい

 疲れきってとにかく早く寝たいときなど、とりあえずSiriを起動して、起床時間を言えばそれだけで準備完了というわけ。ただし、アラームの際に流れる音楽など、細かい設定はできないので注意しよう。

 さらに、「○○分(○○時間)後に起こして」と言ってもSiriは作動してくれる。例えば、「45分後に起こして」といえば、現在時間から45分後にアラームが鳴るようにセットされる。感覚としては、アラームというより、同じく時計アプリの「タイマー」機能に近い感じだ。これもとにかく一瞬で設定できるので、タイマーの代わりに使うもよし、きっちり時間を計って仮眠するもよしだ。

「何分後に起こして」と言えば、現在時刻から自動で計算して設定してくれる。タイマー代わりや、きっちり時間を計って仮眠したいときに重宝する

 ちなみにこの機能、“二度寝”をする時に結構便利。iPhoneのアラームには、寝坊の悲劇が防ぐためのスヌーズ機能がある。設定しておくと鳴ったときにダイアログが出て、「スヌーズ」を押すと10分後に再びアラームが鳴り出す。

 ただ、いかんせん10分以外に設定できないというのがクセモノなのだ。なんとしても起きたいというときにはいいが、二度寝したい、でもまあ1時間後ぐらいには起きていたい……という状況にはまったく不向き。かといって、うとうとしながら細かいアラームの設定をするのも面倒だ。そういうときは寝ぼけまなこでホームボタンを長押しし、Siriに「何分後に起こして」と言えばいい。

 もちろん、アラーム音やスヌーズ機能などを変更したいときは、時計アプリからしっかり設定した方がいい。逆に、細かい設定はいいからとにかく寝たいというときには、今回のテクニックは使い出があるはず。iPhoneクラブでは、この機能を使い出してから、時計アプリをほぼ起動しなくなったというメンバーもいるほど。日頃からSiriを使っている人はもちろん、もうしばらく使っていない、あるいは設定(『設定』アプリの【一般】から切り替えられる)でオフにしてしまった、という人にも大いにオススメしたい。


このテクを使っている覆面:カリーさん

 フリーライターという身分は、自分の思うように時間が使えるようでいて、実はそうではないもの。不規則な時間に呼び出されたり、取材の時間が入ってくるのです。もっと二度寝し放題だと思ってたのに……。そんなわけで、自分はSiriに目覚ましをお願いしています。おかげで原稿は遅れる自分でも、さすがに待ち合わせには遅れなくなりました(編註:原稿の締切も守ってください)。

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