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油圧式変形機構が魅力!「VAIO Duo 11」ロードテスト 第1回

店頭販売向けの標準仕様モデルを試用

ワンタッチでタブレット!「VAIO Duo 11」の外観をチェック

2012年11月26日 12時00分更新

文● 高橋量

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どんな状況でも色鮮やかな液晶ディスプレー

 液晶ディスプレーのサイズは11.6型で、解像度は1920×1080のフルHD。ノートPCで一般的な1366×768ドットの解像度に比べて、1画面あたりの情報量がはるかに多いのが魅力だ。ドットピッチが狭いため文字が小さくて読みづらいこともあるが、設定を変えるなどして読みやすい状態にするといいだろう。

 IPS方式の液晶パネルを採用しているため、視野角がかなり広く発色もいい点にも注目したい。タブレットモードで膝の上に置いても、読みづらくなることはないだろう。また本体の向きに応じて、ディスプレーの向きも変化する。電子書籍や仕事で使う文書、Webページなど縦長のページを閲覧する際に便利だ。

どんな状況でも色鮮やかな液晶ディスプレー

 本体を縦向きに傾けると、ディスプレー表示も縦長の「ポートレートモード」に切り替わる。IPS方式の液晶パネルを採用しているため視野角が広く、斜めからディスプレーを見ても内容がハッキリわかる

縦長の文書やWebサイトを閲覧する際は、ポートレートモードにすると1画面あたりの情報量が多くなる

 液晶ディスプレー表面は、光沢のあるグレア加工。コントラストが高くて発色もいいため、画像や動画などを鮮明に視聴することが可能だ。表面に光沢があるぶん光の映り込みも発生するが、照明の直下で直接光が映り込むような状況でもない限り、まったく気にならなかった。

 ただし、液晶ディスプレーを指で直接タッチすると、油脂や指紋などの汚れが目立つ。汚れはタッチディスプレイの宿命でもあるが、できる限り汚したくない人は付属のデジタイザースタイラスを利用するといいだろう。筆圧感知にも対応しているので、手描きの絵や文字もスラスラ書ける。もしくは、別売りの液晶保護シートを貼り付けて、ノングレア風に仕上げるのもアリだ。

標準仕様モデルに付属するデジタイザースタイラス。電磁誘導式のため、指でタッチしながらでも同時に扱える


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(次ページ、「あらゆる状況に対応できる4種類の入力デバイス」に続く)


 

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