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油圧式変形機構が魅力!「VAIO Duo 11」ロードテスト 第1回

店頭販売向けの標準仕様モデルを試用

ワンタッチでタブレット!「VAIO Duo 11」の外観をチェック

2012年11月26日 12時00分更新

文● 高橋量

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細部へのこだわりを感じられる本体デザイン

 VAIO Duo 11でもっとも目を引くのは、ワンタッチでその姿を変える変形機構だ。ディスプレイをスライドすることで「キーボードモード」や「タブレットモード」に切り替えられる「Surf Slider」デザインを採用。その手軽さや動きの滑らかさについては、まずは以下の動画でご確認いただきたい。


 

 それぞれのモードへの切り替えは、かなりスムーズに行なえることがわかるだろう。ディスプレー部を持ち上げたり押し下げると、内部に仕込まれたバネがスライド動作をサポート。初動時に少し力を加えるだけで、すんなり切り替えられるのだ。キーボード使用中でもスピーディーにタブレットモードへ切り替えられるのはうれしい。

多数のパーツで構成されたVAIO Duo 11のヒンジ部分。さらに内部の油圧式ダンパーが減速しながら止まる感じを演出する

 本体のフットプリントは約幅319.9×奥行き199mmで、A4用紙をやや縦長にした感じだ。天板とボディが分離したいわゆる「クラムシェル型」のノートとは異なり、折りたたんだ状態でも液晶ディスプレーがむき出しになっている。液晶ディスプレーの耐久性は高いのだが、破損が心配な人はケースに入れて持ち歩くといいだろう。

 本体の高さは約17.85mmで、Ultrabookとしては標準的だ。タブレット専用機に比べると厚いが、キーボードやパワフルなパーツを内蔵していると考えれば納得できる。重量も約1.3kgとモバイルノートとしては軽いわけではないが、持ち運びが苦になるレベルではない。

VAIO Duo 11の本体前面。フルフラットで手にした時の持ち心地も上々だ。左側底面部にはボリューム調整ボタンなどが配置されている

本体背面。前面に比べてややゴツゴツしているが、非常にスマートな印象だ

VAIO Duo 11の右側面。6角形の「ヘキサシェル構造」により、ボディの強度が増している。VAIOシリーズではおなじみのデザインだ

 底面のゴム足を持ち上げることで、本体をやや傾けて使うことができる。キーボード中心で操作する際に手首への負担を減らせるので、ぜひ活用したい。

底面のゴム足は持ち上げることができる。タブレットモードで使うときは格納しておこう


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(次ページ、「どんな状況でも色鮮やかな液晶ディスプレー」に続く)


 

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