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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第280回

猫撮影には「Nikon1 V2」のスマートフォトセレクターが便利!

2012年11月23日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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暗い室内を撮るならダブルレンズキットがいい

 特に飼い猫の遊んでる姿って難しい。室内は外に比べて暗いし、ここだという瞬間にシャッターを押しても猫の動きが速いとブレちゃうし、タイミングも難しいし。

 そういうとき、Nikon1のダブルレンズキットについてくる18.5mm f/1.8という明るい単焦点レンズなら多少暗くても撮れるのだ。これとスマートフォトセレクターを組み合わせるのが一番簡単。

 続いてこれもスマートフォトセレクターを使って撮った写真だ。

捕まえたオモチャに口を持って行くかふか。猫は獲物を爪でひっかけて口元にもってくるのだ(2012年11月 ニコン Nikon1 V2)

捕まえたオモチャに口を持って行くかふか。猫は獲物を爪でひっかけて口元にもってくるのだ(2012年11月 ニコン Nikon1 V2)

 こういうのってなかなかブレないで撮るのは難しいのだ。

 実は前ページ冒頭の写真もそう。大きな動きがないカットでも、5枚から選ぶことで、一番いい瞬間を残せる。

スマートフォトセレクターが選んだ5枚。微妙に異なる中から選ぶのも楽しい

スマートフォトセレクターが選んだ5枚。微妙に異なる中から選ぶのも楽しい

 微妙に口を開いた写真とか、微妙に舌が出てる写真も、スマートフォトセレクターの出番。その瞬間を撮るのってけっこう難しいからね。

 写真嫌いの「大五郎」が油断してるとこを狙って、テーブルの下からこっそりスマートフォトセレクターしてみたのだ。そしたら、5枚のうち1枚にちょろっと舌が出てる写真を発見。

撮ったときは舌を出してるなんて気づかなかった。大五郎にばれないようモニターを見ないで撮ったから(2012年11月 ニコン Nikon1 V2)

撮ったときは舌を出してるなんて気づかなかった。大五郎にばれないようモニターを見ないで撮ったから(2012年11月 ニコン Nikon1 V2)

 最後は暗い室内でグイっとISO感度を上げて撮った2匹の姿をどうぞ。室内でこういうカットを撮るにはやっぱ機動力重視のカメラが便利です。

2匹が対峙した瞬間。ちょっと年上の大五郎がおよび腰でした(2012年11月 ニコン Nikon1 V2)

2匹が対峙した瞬間。ちょっと年上の大五郎がおよび腰でした(2012年11月 ニコン Nikon1 V2)

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイ ン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩で、天気がいい日は自転車で都内を走りながらネコを探す日々。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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