Windows 8搭載の「 LB-K811S-SH」をレビュー

4コアCPU&GT650Mで7万円台!15.6型フルHDノート「LuvBook K」

文●石井英男

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フルHD液晶搭載で作業効率が大きく向上

 「LuvBook K」の液晶サイズは15.6型だが、1920×1080ドットのフルHD表示に対応していることが魅力だ。一般的な1366×768ドット表示に比べて、一度に表示できる情報量は約2倍になり、ウィンドウを複数同時に開いても画面が狭くならず、快適に作業が行なえる。光沢タイプの液晶なので、発色は鮮やかで、コントラストも高い。液晶の表示品位についても満足できる。

 キーボードはテンキー付きの全103キーで、キーピッチは約19mm、キーストロークは約2mmと余裕がある。キー配列も標準的で使いやすく、打鍵感も良好だ。テンキーが付いているので、表計算ソフトを使う場合など、数値を連続入力する場合も効率よく行なえる。

 ポインティングデバイスとしては、タッチパッドが搭載されている。Ultrabookはパッドとクリックボタンが一体化したタイプが使われていることが多いが、ボタンと一体化したパッドは、慣れないと操作ミスが起こりやすい。本製品は、パッドとクリックボタンが独立しているので、快適に操作が可能だ。液晶にタッチパネルは搭載されていないが、タッチパッドはマルチタッチに対応しており、Windows 8のエッジスワイプなどの新操作にも対応しているので便利だ。

液晶はフルHD表示対応なので、一度に表示できる情報量が多く、快適に作業が行なえる

キーボードはテンキー付きの全103キーで、キーピッチは約19mm、キーストロークは約2mm。キー配列も標準的で使いやすい

タッチパネルは、Ultrabookでよくあるパッドとクリックボタンが一体化したタイプではなく、ボタンが独立しているので操作しやすい。Windows 8のエッジスワイプにも対応している

インターフェイスやワイヤレス機能も充実

 LB-K811S-SHは、インターフェイスも充実している。USB 3.0×3(うち1つはeSATA兼用)、USB 2.0、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、有線LANなどを備えているほか、SDメモリカードやメモリスティックに対応したマルチカードリーダーも搭載する。ワイヤレス機能としては、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LANとBluetooh 4.0+LEをサポートしており、こちらも満足できる。

 公称バッテリ駆動時間は約3.5時間で、それほど長くはないが、本製品はおもにデスクトップPCの代わりに据え置きで使うためのマシンであり、特に欠点とはならないだろう。UPS代わりと考えれば、十分なバッテリ駆動時間である。同様にACアダプタも大きめだが、こちらも気にはならない。

左側面には、ミニD-Sub15ピンと有線LAN、USB 3.0×2、HDMI出力、マルチカードリーダー、USB 3.0/eSATAが用意されている

右側面には、ステレオヘッドホン、マイクロホン、S/PDIF出力、USB 2.0、光学ドライブが用意されている

ACアダプタは大きめだが、持ち歩いて使うマシンではないので、特に気にならない



マウスコンピューター/G-Tune


(次ページ、「7万円台のノートとは思えないパフォーマンスの高さ」に続く)