このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

速くて便利! 実測でわかるモバイルデータ通信 ― 第29回

スマホ通信事業者のテザリングコストを比較する!

2012年11月22日 12時00分更新

文● 正田拓也

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
イメージ

 人によっては追加費用ゼロ、手続きナシでスマートフォンなどをモバイルルーターとして使うことができる「テザリング」。au版iPhone 5の登場によって注目度が高まっている。本稿ではそんなテザリングについての各社の費用や速度をおさらいしてみよう。

au版iPhone 5は手続だけで即開始
Xiスマホはオンすれば即利用可能

 テザリングの使い方は難しくない。最も簡単なのはNTTドコモのXi対応スマートフォンだ。(具体的な設定方法は次ページで紹介するが)基本的に全機種対応しており、追加費用は一切なく、利用にあたって手続きも一切必要ない。

 同様にFOMAのスマートフォンも新しい機種を中心にテザリングが可能となっている。FOMAの場合はテザリングを利用するとパケット通信料の上限が月額8190円となるため、テザリングをしない場合に比べて月額2205~2730円高くなる。継続的にテザリングをするならXiに変更したほうがいいだろう。

 auの場合はiPhone 5と最新のLTE対応機種と、従来の「+WiMAX」対応機種がテザリング対応となる。

 2011年から発売された+WiMAX対応機種は、手続きなしで即テザリング利用が可能。+WiMAX機種はテザリングの有無に関わらずWiMAXの通信を行なった時点で月額525円かかるため、テザリングの利用について特に追加費用等は発生しない。また、WiMAX通信時は速度が速いだけでなく、通信データ容量の上限もないという特徴がある(3G接続に関しては容量制限がかかる)。

 iPhone 5をはじめとするLTE対応機種の場合は、月額525円のテザリング利用料が発生する。ただし2012年12月31日までに申し込みをした場合は2年間無料というキャンペーンを実施しているため、今加入した人は追加費用なしで利用できると思っていいだろう。

 利用には手続きが必要で、コールセンターに電話するか、ウェブサイトのサポートページから申し込みできる。

 ソフトバンクについては12月15日に開始予定。525円の追加料金が必要だが、申込から2年間は無料。現時点の対応機種はiPhone 5と「SoftBank 4G」対応Androidスマートフォンなどとなる。

料金・サービスに結構な違いが……

記事掲載当初、auのiPhone 5テザリング料金について誤りがありました。お詫びして訂正いたします(2012年11月22日)

各社テザリングの比較表
各社テザリングの比較表

 次に料金やサービスを比べてみる。例えば話題のiPhone 5のテザリングだが、すでに開始しているau版と12月15日開始のソフトバンク版でも違いがある。

 サービスの違いとしては、通信と通話が同時にできるソフトバンクが一見有利だが、実際のエリアの広さ、公衆無線LANサービスの利用の有無、無料通話の相手先などの使い方によって、au版との差が出てくるだろう。

 また、データ通信の量の制限という面では、auの+WiMAX対応機種のメリットも大きい。高速で大容量の通信がしたい場合はWiMAXのサービスエリアで行なうということを守っていれば、たいへん快適に利用できるはずだ。

 ドコモのFOMAも一応制限がないが、もともとの通信料が高いことに加え、速度が遅いことなど、無制限をあてにして加入するものではないだろう。

 一方、Xiは月間3GBという制限のある“ライト”なコースにすることで月額費用が1050円下げることができる。3GBが多いか少ないかはそれぞれだが、家や会社では別の回線があり、週に1~2度外出先の喫茶店などでメールチェックやウェブ閲覧をする程度なら、スマートフォンと併せても収まってしまう可能性が高い。

 また、ぜひ活用してほしいのが公衆無線LANサービス。ドコモとauは指定のパケット定額サービスを利用していれば、公衆無線LANがタダで利用できる。

 実際にはスマートフォン端末購入の購入代金、購入費用を補助する割引(月々サポート、毎月割、月月割)もあり、購入する店や方法によって異なるので単純に優劣は付けられないが、上記の表を参考に検討してほしい。

前へ 1 2 次へ

この特集の記事

注目ニュース

最新記事

ASCII.jp特設サイト

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ピックアップ

富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART