スターティアラボは11月14日、オリジナルのARコンテンツを簡単に作成できる新サービス「ActiBook AR(アクティブック エーアール)」の提供をActiBookのオプションサービスとして11月下旬を目途に開始すると発表した。
「ActiBook AR」は、低価格で自社オリジナルのARコンテンツを制作できるサービス。スマートデバイスアプリである「COCOAR(ココアル)」を起動し、アプリ経由で紙媒体をスキャンすることにより、任意の電子ブックやWEBサイト、動画などをスマートフォン上に起動させることが可能となる。これにより紙媒体と電子ブックとのつながりが強化され、電子ブックの活用機会を増加させるという。
特徴として、既定の容量内であれば無制限にARコンテンツを制作できるほか、任意の画像をARコンテンツの読み取り用のマーカーに設定できることから、既に印刷されている紙媒体の再活用も可能となる。また、書籍や雑誌購入者への特典として、電子ブックのみで閲覧できるコンテンツを提供するなど新たな売上向上も促す。初期費用は160万円、月額1万5000円。
同社は今後、紙媒体の利用の多い出版社や印刷会社に対して同サービスの提供を行うほか、Androidへの対応やアクセスログ解析、3Dコンテンツの対応も進める予定だ。