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2013年3月からサービスを開始

キャッチフレーズは「We Love Kyushu!」、福岡にNEC九州DC

2012年11月13日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 11月12日、NECとNECフィールディングは、九州地域におけるサービス事業の強化を目的に「NEC九州データセンター(NEC九州DC)」を福岡市内に開設することを決定したと発表した。2013年3月からサービスを開始するという。

「NEC九州データセンター(NEC九州DC)」の仕様

 このNEC九州DCは、災害リスクの低い立地で、大地震でも大きな損傷なく運営継続が可能であり、サーバルームは2次元床免震構造を採用する。停電時に無給油で72時間給電可能な自家発電設備を有するとともに、「スポットネットワーク受電方式」の採用や無停電電源装置など、冗長化された電源設備を設置。セキュリティ面でもICカードや生体認証による厳重な入退出管理を実現する。

 NECは、ネットワーク接続にNECの強みであるネットワーク制御技術(OpenFlowをベースとしたプログラマブルフロー)を用い、DC内ネットワークの統合管理を行うことで、万一の障害にも迅速に対応できるなど、高品質な運用サービスを実現。また、NECグループのSEとNECフィールディングのCE(Customer Engineer:保守要員)が駐在し、連携することによる総合的なサポートを提供する。

 同社では、「We Love Kyushu!」をキャッチフレーズに、九州に密着した事業を今後も展開していくとともに、データセンターおよびクラウド関連のサービスメニューの拡充を図りサービス事業のさらなる強化を進めていくとしている。

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