AMDより先日発表されたばかりのサーバー向け新CPU「Opteron 6300」シリーズの予約受け付けがPC DIY SHOP FreeTでスタート。なんと約100万円のBTOマシンも登場している。
「Opteron 6300」シリーズは、「AMD FXシリーズ」などと同じ次世代コアアーキテクチャー“Piledriver”をベースにしたサーバー向けCPU。従来の「Opteron 6200」シリーズに比べ、最大24%の性能向上を達成。パフォーマンスやコスト効率、拡張性に優れ、仮想サーバーなどに最適とされる。プラットフォームはSocket G34で、コア数、動作クロック、TDPの異なる10モデルをラインナップしている。
コア数はソケットあたり最大16コアで「AMD Turbo CORE technology」により最大3.8GHz(Opteron 6328)を実現。消費電力管理機能「AMD-P power management」に対応し、データセンターにおけるワットパフォーマンスの最適化にも貢献する。
そのほか、メモリーは最大4チャンネル、DDR3 1866MHzをサポート。さらに1.25Vの超低電圧メモリーに対応する唯一のx86プロセッサーとして、システムの省電力化も期待できるという。
PC DIY SHOP FreeTによるといずれも受注扱いで納期は約3~4週間。さらに16コアの「Opteron 6378」を4個搭載し、メモリが256GB(16GB×16本/ECC Registered)のモンスターPCを96万8000円で、こちらも受注を受け付け中だ。