10月31日、富士ゼロックスはオフィス向けカラープリンターのミッドクラス製品として、A3対応カラーLEDプリンター「DocuPrint C4000 d」を11月5日から発売すると発表した。
DocuPrint C4000 dの印刷速度(A4ヨコ、同一原稿片面連続プリント時)は、カラー40枚/分、モノクロ40枚/分。オフィスでの大量プリントのほか販促物、はがき、名刺の印刷業務などで幅広く活用でき、優れた省エネ機能により、オフィスの生産性向上とCO2削減に貢献するとしている。
従来機来と比較して定着装置の予熱時間を大幅に短縮したため、ウォームアップ・タイム17秒以下、スリープモードからのリカバリータイム15秒以下の高速立ち上がりを実現。また、定着温度を低くできる省エネタイプの「EA-Ecoトナー」を採用し、定着時の消費電力の削減に大きく貢献する。これらの省エネ技術の採用により、プリント速度や利便性が向上したにもかかわらずTEC値は従来機比218%減の2.01kWhで、A3カラープリンターの各印刷速度クラスにおいて高い省エネ性能を実現するという。
そのほか、同社の複合機「ApeosPortシリーズ」と共通のプラットフォーム搭載により、複合機と同じ管理環境の下で情報漏えい対策や出力管理が可能に。ICカード認証による認証プリント、ペーパーセキュリティー機能による隠し文字/複製制限コード/デジタルコードの埋め込み印刷など、多様なセキュリティー機能を提供し、機密文書の放置防止や紙文書の不正コピーなどの情報漏えいを抑止するとしている。
DocuPrint C4000 dの価格は、29万8000円から。