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日本オラクル、高速分析専用マシン「Oracle Exalytics In-Memory Machine」のソフトウェア最新版を発表

2012年10月30日 11時00分更新

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日本オラクル、高速分析専用マシン「Oracle Exalytics In-Memory Machine」のソフトウェア最新版を発表

~モバイル対応の強化、データ更新と分析の性能向上を実現~

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄)は、オラクルの高速分析専用マシン「Oracle Exalytics In-Memory Machine (以下、Oracle Exalytics)」に最適化されたソフトウェアの最新版の提供開始を発表します。

「Oracle Exalytics」は、インメモリー型のビジネスインテリジェンス(以下,BI)ソフトウェアとハードウェアを最適化した高速分析専用マシンで、分析とダッシュボード表示に高い性能を発揮します。「Oracle Exalytics」に最適化されたソフトウェア製品群には、オラクルのBIソフトウェアである「Oracle Business Intelligence」、インメモリ・データベース「Oracle Times Ten In-Memory Database」、多次元データベース「Oracle Essbase」などが含まれます。

「Oracle Exalytics」ソフトウェア最新版の強化項目は以下の通りです。
­ -オラクルのデータ統合技術製品「Oracle GoldenGate」」に対応
「Oracle Exalytics」のインメモリ・データベース「Oracle Times Ten In-Memory Database」が「Oracle GoldenGate」と連携し、データソースや基幹システムのデータベースとリアルタイムに連携します。これにより、複数かつ異種のデータベースを対象に分析する場合に、データの収集、複製や更新をよりリアルタイムに実行します。企業全体や企業外のデータなど多種多様かつ大量のデータを対象に、迅速かつ効率的な分析を可能にします。

 -モバイル向けBIアプリケーションの強化
iPhoneやiPadで利用可能なBIアプリケーション「Oracle BI Mobile」のユーザー画面が改良され、ヒートマップ(*1)やウォーターフォールチャート(*2)など表示できるグラフの種類が順次拡充され、視覚的かつ直感的に分析結果を把握することが可能になりました。「Oracle Exalytics」上で「Oracle BI Mobile」を稼働することで、数百万行のデータに対する分析結果を、数千人のモバイル・ユーザーに対して1秒未満の応答時間で(オラクル調べ)表示することができます。これにより今後モバイルを利用してBIを活用するユーザーの増大に対応します。
*1)ヒートマップ:2次元平面図で数値の高低を色分けして分布図のように表現したもの
*2)ウォーターフォールチャート:一番左の棒が全体を表し、そこから右に1項目ごとに全体のうちの一部分の数量を表示することで、滝のように徐々に落ちていくイメージで全体の構成を表現した棒グラフ

 -「Oracle Endeca Information Discovery」への対応
構造化・非構造化データの分析が可能な「Oracle Endeca Information Discovery」が「Oracle Exalytics」用ソフトウェアとして認定されました。業務ユーザーがソーシャルメディアや、社内文書、顧客のフィードバックといった各種の非構造化情報を容易に検索し、従来のBIでは解決が難しい課題の解決策を見つけることができるようになります。

 -財務計画アプリケーション「Oracle Hyperion Planning」への対応
財務計画やシミュレーションを包括的に支えるアプリケーション「Oracle Hyperion Planning」が、「Oracle Exalytics」のソフトウェアとして最適化され、「Oracle Exalytics」上で「Oracle Hyperion Planning」を稼働することが可能になります。これにより分析対象を従来の財務データに加えて業務データまで拡充し、より粒度の細かい業務計画ならびに複雑な分析処理の高速化が可能になります。


●オラクルについて
オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NASDAQ:ORCL)に関するより詳細な情報については、http://www.oracle.comをご覧ください。

■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社 広報室 石川
Tel: 03-6834-4837 / Fax: 03-6834-6129/ E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/

* OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
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