10月26日発売のWindows 8。いち早く導入を考えている人も、そうでない人もいるだろうが、あらためてパッケージの価格などについて確認しておこう。
XPユーザーも購入可能でお得なアップグレード版
すでに、Windows XP/Vista/7を利用しているユーザーには、「Windows 8 Pro」にアップグレードするための「Windows 8 Pro アップグレード版」が用意される。
Windows 8 Pro アップグレード版のダウンロード版はなんと3300円! 非常にお手頃で、またWindows XPからのアップデートにも対応しているので、Windows 7はパスしていたという人も検討に値するはず。なお、パッケージ版は主要ショップで6080円、もしくはもう少し割引した価格で予約を受け付けている。このアップグレード版は2013年1月31日までの期間限定である。
2012年6月2日~2013年1月31日までの間に、新規にWindows 7搭載PC、DSP版のWindows 7を購入したユーザーは、さらにお得な「Windows 8 優待購入プログラム」により、1200円でダウンロード版を購入だ。専用サイト(http://windowsupgradeoffer.com/)への登録が必要なので、対象ユーザーはまずこちらにアクセスしておきたい。
なお、アプリやWindowsの設定、ファイルをそのまま引き継ぐ形でアップグレードできるのはWindows 7からのみ。Windows Vistaでは設定とファイル、Windows XPからはさらにファイルのみとなる。
Windows 8からはDSP版を単独で購入可能に
自作PCやMacなどに、新規にWindows 8をインストールしたいユーザーにはDSP版が用意されている。DSP版はWindows 7までは原則的にパーツとのセット購入が必要だったが、Windows 8では単独で購入可能。
DSP版は32bit版/64bit版、Windows 8/Windows 8 Proがそれぞれ別々に用意されている。無印とProの違いについては、ASCII.jpの本記事が詳しいが、主にビジネスユーザー向けの機能に差がある。価格はショップによって異なるが、Windows 8が1万2000円前後、Windows 8 Proが1万7000円前後となっている。