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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第276回

どこまで感度を上げられる!? ニコン「D600」で室内猫

2012年10月26日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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ISO 25600も結構いける!?

 お次はさらに感度を上げてISO 6400。まあじっとしてるところを撮ったのでそこまで感度を上げなくてもよかったのだけど、大五郎ってカメラの気配を感じて一瞬で動くことあるから油断できないのだ。

 大五郎はこのカゴ(元は普通の洗濯籠)が、特に縁にあごをのっけるのが好きなのだ。見てると、もそもそとカゴに入ったあとでわざわざよっこらしょとあごをのっけてる。見てると面白い。

 それを下から見上げるとこんなんである。

大五郎の好きなポーズ。あごをちょこんとのっけて目を閉じて瞑想中。ISO 6400でも十分使えることが判明(2012年10月 ニコン D600)

大五郎の好きなポーズ。あごをちょこんとのっけて目を閉じて瞑想中。ISO 6400でも十分使えることが判明(2012年10月 ニコン D600)

 なんか気持ちよさそうでうらやましいではないか。

 最後はISO 25600まで目いっぱい上げた高感度写真を。かふかがくわーーっとあくびをしたので、口が最大に開いた瞬間を狙って撮ったのだ。

 25600まで上げるとちょっと硬めの仕上がりになるけど、結構いけるではないか。

身体を伸ばしつつ大あくびをした瞬間。こういう瞬間を狙うとき、一眼レフの反応の良さがうれしい(2012年10月 ニコン D600)

身体を伸ばしつつ大あくびをした瞬間。こういう瞬間を狙うとき、一眼レフの反応の良さがうれしい(2012年10月 ニコン D600)

 ともあれ、猫はやっぱ面白いですな。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイ ン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩で、天気がいい日は自転車で都内を走りながらネコを探す日々。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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