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IGZO液晶で反撃なるか? シャープ、スマホ冬モデル説明会開催

2012年10月23日 18時23分更新

文● ASCII.jp編集部

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 シャープは本日、スマホ新製品の説明会を開催し、同社が開発した省電力液晶「IGZO」を来年以降発売するモデルに順次搭載し、提携先である台湾のホンハイ精密工業をはじめ、海外でもIGZO液晶の供給・販売拡大を目指すと発表した。

 IGZOとはシャープが2002年から開発を進めてきた酸化物半導体のテクノロジー。インジウム、ガリウム、亜鉛で構成される酸化物の頭文字から「IGZO」と名付けられた。トランジスターを小型化できるので、1画素あたりのバックライトの光透過量が増えて、従来よりも明るく表示できる。

 そして、クルマのアイドリングストップのように、静止画表示中はCPUの表示部をストップさせ、液晶も1秒に1回動くだけになるので、かなりの省エネになる。そして、タッチパネルのノイズ発生時間が短くなるので、タッチ感度も良くなり、auの冬モデルで登場するAQUOS PADのようにペンでの入力も自然にできるのだ。呼び方は「イグゾー」だが「イ」の部分にアクセントを置くのが正しいようだ。

シャープ 執行役員 通信システム事業本部 大畠昌巳氏端末のプレゼンテーションを行なった、通信システム事業本部 マーケティングセンター 所長 河内 巌氏
タッチ&トライコーナーには各キャリアで発売する予定の端末が展示されていた。ただし、一部はモックのみ

 また、シャープ執行役員である大畠昌巳氏は「6年間トップだったケータイ出荷台数が3位に転落したのは、海外メーカーの進出やスマホの急激なスペックアップ、そしてLTEなどの通信網の対応に遅れを取って競争率が低下した」と認めたうえで「IGZO液晶を経営再建の柱と位置づけて、来年以降は順次投入していき、シェアの挽回を目指す」と語った。

 また、今回の発表会には冬モデルとして投入されるスマホ&タブレット、フィーチャーフォンのタッチ&トライコーナーも併設された。各スマホのスペックなどは、ASCII.jpの記事に詳しいのでそちらを見ていただきたい(ドコモauソフトバンク)。

スマホの流れにうまく乗れなかった、とはシャープ大畠氏冬モデル(一部来春)は全部で7機種。そのうち、AQUOS PHONE ZETAと、AQUAS PADにIGZO液晶が搭載される
IGZO液晶とそのほかの省エネ技術によって、丸2日使えるというAQUOS PHONE ZETAアモルファスシリコンと比べても、消費電力量が圧倒的に抑えられている
AQUOS PADはスタイラスペンが付属しており、写真(右)のように収納されている。筆圧感知には対応していなが、エンピツでノートに書いているような自然な感覚で使うことができる
アプリの「Video Market」、そしてシャープの液晶テレビ「AQUOS」と連動して、スマホの映像をそのままテレビに映し出すことができるシステム
NFCでスマホをかざすことにより、テキストファイルや写真などをコンビニの複合機でプリントアウトすることができるサービスも

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