Windows 8は初めから、マイクロソフトが提供するオンラインストレージ「SkyDrive」に対応している。また「People」「メッセージング」「メール」「カレンダー」といったアプリは、複数のSNSやネットワークサービスに対応していて、それぞれのアカウントを登録して一元的に扱えるアプリとなっている。
特集2回目ではWindows 8のネットサービスに対応アプリについて解説する。またWindows 8の「共有」機能についても、その概要を説明しよう。
Windows 8に統合されたクラウドストレージ
SkyDrive
Windows 8には、「SkyDrive」のクライアントアプリ(Windows 8スタイルアプリ)がはじめからインストールされていて、Microsoftアカウント(旧Windows Live ID)にひもづいた状態のSkyDriveを利用できる。無料で利用できる容量は7GB。有料なら最大107GB(4000円/年)のオンラインディスクスペースを利用できる(関連記事)。
SkyDrive上のファイルは、各種アプリからそのまま開くことができる。また、Windows 8で作成したファイル(例えばカメラで撮影した写真)を、SkyDriveに直接保存することもできる。さらにSkyDriveのデスクトップアプリをインストールすれば、デスクトップ画面でエクスプローラーに統合された状態でSkyDriveを利用することも可能だ。
SNS、ネットサービスと連携するアプリ
冒頭で述べたようにWindows 8では、各種SNSやネットサービスと連携するアプリがプリインストールされている。そのひとつが「People」。各種SNSなどと連携し、それぞれの連絡先をまとめて表示する「アドレス帳」の役割を持つ。さらにそれぞれのSNSサービスの閲覧や投稿もこなす、SNSへの窓口ともなるアプリだ。
連携できるのは「Windows Live」(Outlook.com/Hotmail)「Facebook」「Twitter」「LinkedIn」「Google」など。MicrosoftアカウントをWindows 8のログオンアカウントに設定していれば、すでに連絡先も登録されているが、それ以外のアカウントは、それぞれ手入力で設定する必要がある。
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