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写真ですぐわかる「Xperia VL」 世界で揉まれた国産スマホ

2012年10月19日 16時30分更新

文● ASCII.jp編集部

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 グローバルモデルの「Xperia V」をベースにしたXperiaシリーズのフラッグシップモデル「Xperia VL」。ワンセグや赤外線通信、おサイフケータイ、防水・防塵といった機能に対応し、日本向けにチューニングされている。

 ドコモから発売される「Xperia AX」とは基本スペックは同じだが、ストラップホールがついているなど端末のデザインが若干違う。背面がカーブして持ちやすいアークフォルムや、従来のモデルに比べてタッチの反応もよくなった「オプティコントラストパネル」も特徴だ。

 スペックを見ると、CPUは1.5GHz動作のデュアルコア、ディスプレーは4.3型と冬モデルの中では小型の部類に入るが解像度は720×1280ドットと、かなり頑張っている。サイズは約65×129×8.7mmで、重量は120gと超軽量なのがうれしい。いつも手に持っている物なので、重いよりは軽い方が手の負担も軽減できる。内蔵ストレージは16GBとまずまずの容量。足らない部分は外部ストレージの32GBのmicroSDカードで補える。

 カラバリはピンク、ホワイト、ブラック、ブルーの4色。Xperia AXではブルーがターコイズというカラーで、色味がやや違う。

カラバリはこの4色。スマホお約束の黒と白に加え、男性と女性を意識したブルーとピンクもある。ピンクは男性が持ってても違和感のない、あまりビビッドすぎない色に抑えられている

Xperia VLとAXの青の違いは結構わかりやすい。左の写真がVLのブルー、右の写真がAXのターコイズだ

 カメラ機能も大幅に向上した。リアカメラの画素数は約1300万画素で、新機能である「プレミアムおまかせオート」を使うと、暗い場所や逆光時でも明るく撮影することができる。

 ソニー謹製のウォークマンアプリもプレインストール。「Clear Phase」、「ダイナミックノーマライザー」、「ClearAudio+モード」といった機能で、音割れがしにくくなったり音量を自動調整したり、迫力のあるダイナミックな音で再生してくれたりと、ウォークマンとほぼ同等に音楽を楽しむことができる。

左側面にはクレードル用充電の端子と、ストラップホールがある。右側面はボリュームキーと電源キー。そして裏蓋を外すために爪をひっかける部分がある。アークフォルムで握りやすい

上部にはヘッドフォン端子、下部には通話のためのマイクの穴がついている。左右に比べると上下はかなりスッキリした印象だ

インカメラの画素数はなぜか大きく後退してしまったが、リアカメラは大きく進化。自分撮りより、カメラマン的な使い方をする人向けだ。またカメラ全般が苦手とする暗所でも「プレミアムおまかせオート」であれば自然な明るさに調整してくれる

Xperia VLとAXではストラップホールホール以外には、このフチの加工も異なっている。左の写真がVL、右の写真がAX。AXはディスプレーがちょっとずれたようなデザインだ

バッテリー容量は1700mAhと、冬モデルの中では平均的

細かい話だが、ウォークマンアプリのアイコンカラーが紫に変更になった

このようにネットワークの切り替えも可能

au「Xperia VL SOL21」の主なスペック
メーカー ソニーモバイル
ディスプレー 4.3型液晶
画面解像度 720×1280ドット
サイズ 約65×129×8.7mm
(最厚部10.9mm)
重量 約120g
CPU Snapdragon S4 MSM8960 1.5GHz
(デュアルコア)
メモリー容量 ROM:16GB/RAM:1GB
外部メモリー microSDHC(最大32GB)
OS Android 4.0
LTE対応
WIN HIGH SPEED
無線LAN 2.4/5GHz対応
テザリング ○(最大10台)
国際ローミング GSM/W-CDMA
カメラ画素数 リア:約1300万画素CMOS
イン:約31万画素CMOS
バッテリー容量 1700mAh
FeliCa ○(+NFC)
ワンセグ
赤外線
防水/防塵 ○/○
SIM形状 microSIM
連続待受時間(3G/LTE) 約490時間/約320時間
連続通話時間 約700分
カラバリ ピンク/ホワイト/ブラック/ブルー
発売時期 11月2日

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