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ワンアクションですばやくタブレットスタイルに変化!

“匠”の技を凝縮したレッツノート「CF-AX2」のこだわり仕様

2012年10月30日 11時00分更新

文● 星 紀明 写真●ASCII.jp編集部

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Windows 8対応Ultrabookで、タッチ機能が可能に
アプリもファイルも、指先の操作で簡単

 Windows 8の発売に合わせてパナソニックが投入するレッツノートの新シリーズ「レッツノート AX2」は、これまでとは異なる思想から作られた製品であると感じる。

 まず、国内大手メーカーの中で唯一、インテルが提唱するUltrabook™を発売していなかった同社が、満を持してレッツノートの1シリーズとしてUltrabookをラインナップに加えたことが興味深い。今回試用したマイレッツ倶楽部のプレミアムエディションモデルでは、第3世代 インテル® Core™ i7-3667U vPro™ プロセッサー採用。厚さ18ミリというのは、Ultrabookとしてみれば特段薄いわけでもないが、レッツノートでここまで薄くなったことは画期的だ。

 歴代のレッツノートは、あえて薄さを犠牲にしてでもボディの頑強さや堅牢性を重視してきたわけで、それ以外の面、たとえば軽量性やバッテリー駆動時間など、モビリティの高さは申し分がなかった。それが本製品では、一気に2センチを切って18ミリまで薄型化されたのだから、これはレッツノート史上の大きな転換点ともいえる。

マイレッツ倶楽部のプレミアムエディションモデル「レッツノート AX2 CF-AX2MENBP」

 それでいて、レッツノートの特徴でもあるタフさは損なわれていない。おなじみのボンネット構造の天板は「レッツノート AX2」にも取り入れられているが、その段差は従来のシリーズ機と比べて小さく、ほぼフラットに近い形状だ。これで本当に従来と同様の加圧耐性を維持できるのか、疑わしく思えてしまうが、このボンネット部分の裏側に波形のリブを設置して面強度を高め、100kgfの加圧振動試験も実施しているという。

ボンネット部分にわずかな膨らみはあるが、ほとんどフラットな天板。18mmという薄さも相まって、これまでのレッツノートとは見た目の印象がまったく違う

試用機の主な仕様
CPU 第3世代 インテル® Core™ i7-3667U vPro™ プロセッサー
(2.0GHz、ターボ・ブースト時最大3.2GHz)
メモリー 8GB(DDR3 1333MHz)
チップセット モバイルインテル QM77 Express
グラフィック インテル HD グラフィックス4000(CPUに内蔵)
ストレージ SSD 256GB
バッテリー駆動時間 約9時間
サイズ/重量 W288×D194×H18mm/約1.14kg
OS Windows 8 Pro
直販価格 25万5650円

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