アプライアンス利用で、オンプレミスのユーザー情報と一元管理が可能に
クラウド版Cybozu GaroonでActive Directory連携
2012年10月15日 06時00分更新
10月12日、サイボウズはエンタープライズグループウェアのクラウドサービス「Garoon on cybozu.com」が、オンプレミスActive Directoryと連携可能になったと発表した。
これは同社のクラウド基盤cybozu.com」にユーザー情報連携APIを搭載したことによるもので、ユーザー企業が自社内に構築しているActive DirectoryやLDAPサーバーで管理しているユーザー情報と、「Garoon on cybozu.com」に登録したユーザー情報との連携が可能になり、ユーザー情報の一元管理が可能となる。
ただし、そのためには「cybozu.com」の新APIを利用したアライアンス製品の導入が必要となる。このアプライアンス製品として同社が挙げるのが、エクスジェン・ネットワークスの「LDAP Manager 6」、ジインズの「ADMS」だ。
LDAP Manager 6は、LDAPサーバーで統合管理された各組織のID情報を、「cybozu.com」のユーザー情報等に連携・同期。また、ADMSはマスタシステム(Active Directory、人事システムなど)と「cybozu.com」のユーザー情報を同期するという。どちらも今後の発売予定だ。