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定番グループウェアの新版がITpro EXPO 2012でいち早く公開

HTML5採用でスムースな操作感!desknet's NEOがお目見え

2012年10月15日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 先週行なわれた「ITpro EXPO 2012」(日経BP主催)の会場においてネオジャパンが展示したのが、desknet'sの後継製品にあたる「desknet's NEO」だ。10年使い続けられるグループウェアを目指し、HTML5を全面採用。デスクトップアプリケーションと遜色ないスムースな操作性を実現した。

HTML5の全面採用で操作性を向上させたdesknet's NEO

 具体的には、デスクトップで使い慣れたドラッグ&ドロップの操作が導入され、スケジュールで空き時間を調べたり、文書管理でファイルを一括アップロードするといった操作が大幅にやりやすくなっている。Webメールに関しては、別アプリケーションとして提供している「Denbun」のインターフェイスを大幅導入し、使い勝手に磨きをかけている。

 また、リアルタイムコミュニケーションを実現する「ネオツイ」と呼ばれる新メッセンジャーを導入。Twitterのようなテキストメッセージをティッカー表示したり、相手を特定したダイレクトメッセージを出すことが可能になる。さらにスマートフォンやタブレットも、同じインターフェイスで利用できる。各画面でタッチ操作を意識し、タブレットでも快適に使えるようデザインしたという。

スマートフォン用のユーザーインターフェイスはタッチ操作に最適化

 desknet's NEOの発売は、2012年12月の予定で、まずはデータ管理にSQL Serverを採用した中堅・大規模環境のモデルを提供する。2013年2月にはオープンソースソフトウェアを用いた中小規模向けのモデルを提供する予定。過去にAjaxやFlashなどさまざまな仕組みを用いて、ユーザーインターフェイスの改良に取り組んできた同社だが、HTML5によりいよいよ理想型に近づけるのか? 競合がクラウドに傾注する中、原点回帰とも言うべき使い勝手にこだわったという新バージョンに期待大だ。

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