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「Stratosphere SDN Platform 1.0」がいよいよ登場

ストラトスフィア、SDN用仮想化プラットフォームを投入

2012年10月10日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 10月9日、インターネットイニシアティブ(IIJ)とACCESSは、SDN(Software Defined Network)ベースとした基盤ソフトウェアの研究開発を行なう合弁会社ストラトスフィアが、ネットワーク仮想化プラットフォーム製品「Stratosphere SDN Platform 1.0」を10月31日より提供開始すると発表した。

SSP 1.0構成イメージ

 このSSP 1.0は、広域に分散した仮想マシン群を接続するネットワークを仮想的に構築、制御するソフトウェア。エッジオーバーレイ方式(トンネリング方式)を採用し、既存のネットワーク環境をそのまま利用しながら、物理ネットワークから独立して運用、制御することが可能な仮想ネットワークを構築する。

SSP 1.0の主な機能

 これにより、分散したデータセンター間でも必要な台数の仮想マシンの増設や移行を、任意のネットワークトポロジーのもとで容易にかつ短時間で行なえ、より柔軟なクラウド環境の構築が可能になるという。また、ネットワーク運用の自動化により、運用の負荷とコストを大幅に削減できるメリットもある。

SSP 1.0の動作環境

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