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CEATEC2012レポート

CEATECでここが気になった! 地球外探査ロボやスライドノート

2012年10月02日 22時45分更新

文● ASCII.jp編集部

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 「CEATEC JAPAN 2012」の開催テーマは「Smart Innovation ― 豊かな暮らしと社会の創造」。テーマ通り、会場では「これが実現したらスゴイ便利!」といった製品やサービスが数多く見受けられた。そのなかで、筆者がブースを回って気になったモノをピックアップ。フォトレポートでお伝えしよう。

東芝ブースではSSDでもHDDでもない
両者の特徴を融合させたハイブリッドドライブが進化

NANDフラッシュ採用SSDを内蔵した2.5インチHDD自体は以前からあるが、こちらは1TBに対応したモデル

左が再起動時間で、右がアプリ起動時間。HDD搭載モデルと比較して、じつに約半分の時間短縮につながっているのは驚きだ

スライド式のUltrabookがdynabookで登場

ソニーからもスライド式のUltrabookが発表されたが、東芝からもスライド式のUltrabookが参考展示されていた。画像を見ての通り、すでに完成品に近く、近日リリースされるとのこと

タッチパッドを搭載しており、タブレットでも使用できるようになっている

こちらは変形機構部分

右側面

左側面

前面

マスプロ電工ではペット向けのライブカメラが

アンテナで有名なマスプロ電工では、110度という広角レンズを採用した「お部屋を見守るライブカメラ」を展示。撮影エリアで動体を検知したらデジタルズームで被写体を中央に表示してくれる。夜間撮影もできる赤外線LEDにも対応

当然ながら、スマホからの撮影エリアの確認や有線LAN・無線LANも搭載している。発売時期は11月で3万円あたりを予定しているそうだ

動画ではなく、こちらは静止画対応の「カメラ付 お留守番チェッカー」。撮影エリア内で動体を検知したら撮影し、スマホやPCに静止画をメールで送ってくれる

お掃除ロボだけじゃなかった
偵察ロボや地球外探査ロボまであったiRobot

こちらはiRobotのブース。日本では円盤型の掃除ロボット「ルンバ」が有名だが、こちらでは地雷を除去したり、人間が入れないエリアを探索したり、はては地球外でも活動できるロボットが展示されていた

こちらはおなじみルンバ

地雷探査・除去ロボット「Ariel(アリエル)」。磯に埋められている地雷を探査・除去するロボットだ。磯に生息するカニをデザインして作られている

多目的作業用ロボット「PackBot(パックボット)」。人間が入れない紛争地域や事故現場などで、人命救助などの多目的作業を行なうロボット。2001年にアメリカで起きた同時多発テロでの人命救助や、中東の戦場で爆弾処理など多岐にわたって活躍している

地球外探査ロボット「Genghis(ジンギス)」。同社が初めて開発した地球外探査ロボットで、現在は米スミソニアン航空博物館に展示されている。昆虫をモデルにして設計された機動性・知的プログラムはその後のロボット開発の礎になっているという

偵察用小型ロボット「FirstLook(ファーストルック)」。人間が入れない危険な場所や狭い場所などに入り込み、内臓カメラで情報収集を行なうのが目的だ

ただの水槽かと思ったら違った!
水中で光で動画を伝送する実験

東洋電機のブースでは、水の中で光を送信することで映像を表示する技術。光の距離は30mで10Mbpsの速度という。現在は利用提案を募集中だそうだ

最後にアスキーブースをお届け!

最後にAMWブースをご紹介しよう。会場からのUstream中継がメインだが、歴代週刊アスキーやASCIIの歴史などをパネル展示している

97年創刊号も展示している週刊アスキーの歴史やコンピューターの歴史から振り返ったASCIIの35年をパネルで説明している。30代以降の人には懐かしさを感じるだろう

会場から週刊ならぬ月刊でもない、日刊アスキーを生配信しているぞ!

最後はASCII.jpらしくコンパニオンで締めたい。CEATECに来場したら、ぜひアスキーブースで足を運んでいただければ幸いである

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