本日から6日まで幕張メッセで開催されている「CEATEC JAPAN 2012」。KDDIのブースでは、Android 4.0を搭載したSTB「Smart TV Box」や、掌紋認証アプリの紹介など、すでに提供中のサービスや近日リリース予定の製品が紹介されていた。
指紋でも静脈でもなく掌紋認証アプリ
掌線やしわなどの線（手相）と手のひら全体にある皮膚隆起線（掌紋）でパスワードを認証する掌紋認証アプリ「てのひらアンロック」。すでに開発済みで近日中にAndroidのPrayストアで配信されるとのことだ
手のひらを中心に合わせて掌紋を登録して利用する。登録後は、スリープから起動後に掌紋認証が求められるようになる
こちらはロック中の様子。カメラさえスマホに搭載されていれば、ほかの周辺機器が必要ないというのは素晴らしい
高齢・難聴の方にカスタマイズされた補聴機能強化ケータイ
こちらはディスプレー部を振動させて相手の声を伝える「スマートソニックレシーバー」に、補聴のための機能を搭載したもの。加齢によって聞きにくくなった高い周波数を補正している。聞こえの幅も広げているという。残念ながら、こちらの製品の商品化は未定
3MB程度に収まった音声合成エンジン
従来だったら30MB程度かかった容量を3MB程度に収めることに成功した、スマホで音声合成ができる「もっと楽しくなる!おしゃべりエンジンN2」
同エンジンを活用した育成アプリ「ぺらたま」が展示されていた。こちらはPrayストアで配信中だ
Android 4.0を搭載したSTB「Smart TV Box」
Android 4.0を搭載した「Smart TV Box」。HDDは非搭載だが、トリプルチューナーを搭載しており、外付けHDDと接続することで、番組の録画もできる
Smart TV Boxを介したカードゲームのデモを用意していた
参考展示だが「スティック型 Smart TV」も展示されていた。こちらはAndroid OSは搭載されているが、TVチューナーは非搭載のモデルになる。来年を目処に商品化を目指しているそうだ
