バッファロー LS-VLシリーズ
HDD容量 | 1TB(LS-V1.0TLJ)、2TB(LS-V2.0TLJ) 3TB(LS-V3.0TLJ)、4TB(LS-V4.0TLJ) |
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搭載HDD数 | 1 | |
DTCP-IP | 対応 | |
DLPA NAS | レベル3対応 | |
HDD増設 | USB 2.0×1 | |
価格 | LS-V1.0TLJ 2万3205円、LS-V2.0TLJ 2万6565円 LS-V3.0TLJ 3万7800円、LS-V4.0TLJ 4万6725円 |
「USB HDDの1.8倍速!」という高速性能をキャッチフレーズにしているのが、バッファローのNAS「LS-VL」シリーズだ。本特集では2GBモデルの「LS-V2.0TLJ」を試用した。また、専用の高速化ソフトウェア「ターボPC」「ターボコピー」が付属しており、これを使うことでファイルコピーの高速化を実現しているという。
外部からのファイルアクセスに関しては、UPnP対応ルーターがあれば「BuffaloNAS.com」経由で認証して利用できる「Webアクセス機能」を持っている。ウェブブラウザー経由での利用のほかに、iOS/Android/Windows Phoneに対応したアプリケーションを用意している。
DTCP-IP対応に関しては、「スカパー!プレミアム」(旧スカパー!HD)対応チューナーや東芝の液晶テレビ「レグザ」からの録画に対応しているほか、「DLPA NAS」レベル3の認証を受けており、著作権保護コンテンツの配信や書き出しにも対応している(当然だが、あらゆるDTCP-IP対応機器への配信や書き出しを保証するものではない)。
省電力のためにタイマーによる自動オン/オフのほか、パソコンの起動に連動した「PC連動電源機能」も備える。この機能は家庭内のパソコンに専用アプリ「NASナビゲーター2」をインストールしておくと、インストールされたパソコンがどれか1台起動すれば、LS-VLも自動的に電源が入るという機能である(アプリのインストールが必須で、AV機器には対応しない)。
オプションとして、交換用のACアダプターや空冷ファンを用意しており、ACアダプターやファンが故障しても、ユーザーサポートに送っての故障修理に時間をかけることなく、すぐに交換できるようだ。
アイ・オー・データ機器 HDL-Aシリーズ
HDD容量 | 1TB(HDL-A1.0)、2TB(HDL-A2.0) 3TB(HDL-A3.0) |
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搭載HDD数 | 1 | |
DTCP-IP | 対応 | |
DLPA NAS | レベル3対応 | |
HDD増設 | USB 2.0×2 | |
価格 | HDL-A1.0 2万2100円、HDL-A2.0 2万5300円 HDL-A3.0 3万4900円 |
「読み出し90MB/秒を超える高速アクセス」(2/3TBモデル)をキャッチフレーズにしている、アイ・オー・データ機器の高速NAS「HDL-A」シリーズ。今回は2TBモデルの「HDL-A2.0」を試用した。
自宅や外出先を問わず、Windows/Mac/iOS/AndroidからNASにアクセスできるWebアクセス機能「リモートリンク2」を用意。同社が用意するダイナミックDNS「IOPortal」(旧iobb.net)から、事前に設定したホスト名、ユーザーID、パスワードによってアクセスできる。また、NAS上の指定フォルダをクラウドストレージサービス「Dropbox」と同期させることも可能だ。
またDTCP-IP対応に関しては、スカパー!プレミアムや東芝レグザ、日立WoooやシャープAQUOSからの録画に対応しているほか、DLPA NASレベル3の認証を受けているため、著作権保護コンテンツの配信や書き出しにも対応している。さらに、DTCP-IPに対応するWindows用再生ソフト「DiXiM Digital TV plus for I-O DATA」を、ユーザー向けに無償でダウンロード提供している。
USBポートにHDDやプリンター、光学ドライブを接続してネットワーク経由で利用できる「net.USB」機能も装備。また、NAS本体だけでBitTorrentによるファイル共有が行なえるようになっている。
なお法人向けモデルとして、「HDL-AH」シリーズという製品もある。機能は同じだがHDD以外が3年保証となり、有償保守サービスにも対応している。
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