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Retinaディスプレイ&Windows 8に対応!

Parallels 8でWindowsをスマート操作

2012年10月02日 11時00分更新

文● 内山秀樹、MacPeople編集部

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「Parallels Desktop」の最新バージョンである「8」が登場した。RetinaディスプレイやOS X Mountain Lionに対応し、WindowsをこれまでよりもMacライクに操作できる。


Parallels Desktop 7 for Mac Parallels Desktop 8 for Mac

販売:パラレルス(株)
価格:7900円(通常版)、4900円(アップグレード版)

http://www.parallels.com/jp/

対応システム●OS X 10.6.8以上(Mountain Lion対応)
対応機種●Core 2 Duo以上のインテルCPUを搭載したMac

前バージョンと比べて仮想マシンの中断/再開などの動作時に最大25%、ゲームで最大30%のパフォーマンス向上を実現。OS X Mountain LionおよびWindows 8に対応

新機能1:
「Retinaディスプレイ」に完全対応

左の図版がバージョン8で、右がバージョン7。前バージョンでもParallelsの動作自体は可能だったものの、Retina表示ができなかった。本バージョンで完全対応を果たし、メニューバーやテキストなどがくっきりと表示されるほか、2880×1800ドット表示でもアイコンが適切なサイズに調整される。なお、現時点ではWindows Vista/7/8のみRetina表示が可能だ


新機能2:
 Windowsアプリも「Launchpad」から起動

仮想マシン内のアプリをMacのLaunchpadに登録できる。Dockからコンテクストメニューで「Launchpadに追加」を選ぶだけと登録も簡単だ


新機能3:
 「マルチタッチジェスチャー」で操作

動作 トラックパッドジェスチャー
Mission Controlの起動 指4本で上へスワイプ
デスクトップ間の移動 指4本で左右にスワイプ
Launchpad 親指と3本指でピンチ
ウィンドウの移動 3本指のドラッグ
スクロール 3本指のドラッグ
ウィンドウの移動 2本指で上/下にスワイプ
縮小/拡大(ズーム) ピンチイン/アウト
回転 2本指で回転
Parallelsで利用中のWindows OSに対してMountain Lionのジェスチャーを適用できる。ウェブページや写真のズーム、回転といった基本操作をMacと同じようにコントロール可能だ。また「Launchpad」の起動やフルスクリーン表示にした複数デスクトップの切り替えなど、一部のジェスチャーはParallels側ではなくOS X側でそのまま使える

(次ページに続く)

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