9月25日、センチュリー・システムズはLTE対応の通信モジュールを内蔵するVPNルーター「FutureNet NXR-155/C-L」を発表した。出荷開始は12月1日で、価格はオープンプライス。
LTE内蔵VPNルーター「FutureNet NXR-155/C-L」（写真の外部アンテナはイメージ）
FutureNet NXR-155/C-Lは、ギガビットVPNルーター「FutureNet NXR」シリーズの新製品。NTTドコモの「Xi」が採用するLTEおよびFOMAに対応した通信モジュールを内蔵しており、LTEでは受信時最大75Mbps／送信時最大25Mbpsの高速データ通信が行なえる。
LTE回線をバックアップに使える「FutureNet NXR-155/C-L」
USB接続方式の通信モジュールと異なり、内蔵タイプのため運用中に外れる心配がない。また、オプションで外部アンテナが利用できるため、装置や設備に組み込んでも安定した通信状態を保ちやすいメリットがあるという。回線サービスは、NTTドコモのデータ通信専用プランをはじめ、各社のMVNOサービスに順次対応する予定だ。
有線WAN接続用にギガビットEthernetインターフェイス、3.5Gデータ通信カードに利用できるUSB2.0ポート×2も備えており、これらを組み合わせて利用することもできる。LAN側は、4ポートのギガビットEthernetインターフェイスだ。
「FutureNet NXR-155/C-L」のおもなスペック
