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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 ― 第127回

LTEにも対応したiPhone 5をフル活用する技

2012年09月25日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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 9月21日にiPhone 5が発売された。例のごとく、販売店には行列ができ、今月中に全世界で1000万台以上売れると予想されている。筆者は14日に予約し、21日の早朝にゲットできた。iPhone 5の購入しようとしている人へのチェックポイントと、すでに購入した人が自慢する……いや、活用するポイントを紹介しよう。

早速手に入れたiPhone 5。飲み屋で格好の話のネタになるので重宝する

大きくなった液晶より薄さと軽さに驚く

 何かとニュースになっているiPhone 5を気にしている人は多いだろう。速攻で予約して、発売日に手に入れた人もいるだろうが、多くは様子見しているところだろうか。iPhone 5はスティーブ・ジョブズの最後の製品で、コンセプトから最終デザインまで手がけているという。iPhone 5は画面サイズが縦方向にのみ大きくなったのが特徴。ディスプレーをサイズアップする際に、幅を変えないというのは珍しい。これは、操作する際の持ちやすさを優先したため。5型クラスのスマホが登場してきているなか、アップルらしい選択だ。

 対角の画面サイズは3.5型から4型にアップ。解像度は640×960ドットから640×1136ドットと、縦に176ドット長くなった。これで、アイコンが4×5列表示できていたのが、4×6列表示できるようになった。それなのに、厚さは9.3mmから7.6mmとスリムになり、重量も140gから112gと大幅に軽量化された。iPhone 4/4Sユーザーが持つと明らかに軽く感じられるはずだ。それでバッテリー駆動時間が少し延びているというのだから、すごいものだ。

iPhone 5(左)とiPhone 4S(右)を並べてみた。液晶がやや縦長になるだけで、ずいぶん印象が異なる

 iPhone 5を検討しているユーザーの「iPhone 4Sの重さがいい。軽いとモックみたいだ」という声を聞くが、杞憂だ。72時間使い倒した結果、iPhone 5の重さに慣れきってしまった。もう、筆者にはiPhone 4Sが重く感じる。

 iPhone 5のホーム画面を見せると、iPhone 4Sユーザーでも「画面が綺麗になった?」と感じる。iPhoneはもとより美しく表示できるIPSタイプの液晶ディスプレイを採用しているが、iPhone 5ではsRGBの色域に100パーセント対応。さらにナチュラルな色を表示できるようになったのだ。逆に、ネット上では液晶の初期不良の事例がいくつか話題になっている。強めにタップすると泡のような跡が残ったり、画面がちらつくというケースだ。とはいえ、筆者とその周囲で手に入れたiPhone 5を見る限りは、そのようなことはなかった。

薄さも際立っている

iPhone 5はLTEにも対応
各社で専用プランを用意

 iPhone 5はiPhoneで初めて高速通信規格のLTEに対応した。ソフトバンクとauの両キャリアも「4G LTE」サービスをスタートし、専用の料金プランを用意している。LTEに接続できれば、10~20Mbpsという3G接続の何倍もの速度で通信できる。ただし、まだ基地局が少ないため、都内でもLTEの電波を受信できるエリアが限られている。現在、毎日のように基地局が増設されているうえ、iPhone 5ユーザーもこれから激増する。iPhone 5の速度調査は、状況が一段落してから本格的に行おうと思う。どちらにせよ、高速化したのはユーザーにとって、うれしいところだ。

ドックコネクターの変更は便利だけど不便な点も

 iPhone 5と新しいiPod nanoやiPod touchでは、約10年ぶりにドックコネクターがリニューアルされた。Lightningポートと呼ばれる端子は、従来よりもずいぶん小さくなり、表裏の区別がなくなった。USBケーブルをつなぐ際に、毎回表裏をチェックする手間が省けるのは大いに助かるところ。インターフェースそのものは、便利に進化したと言える。

小さくなったドックコネクター

 問題は、Lightningポート対応のケーブルだ。1本は付属しているものの、追加で購入する場合はApple Storeで1880円の「Lightning - USBケーブル」しか選択肢がない。出荷予定は2~3週となっているので、すぐにでも欲しい人は困ってしまうだろう。それに、高い。従来のUSBケーブルはサードパーティから安く販売されていた。以前紹介したように、100均ショップでも購入できる。1本2000円近い価格だと、気軽には購入できない。

 これまでのドックコネクターを変換できる「Lightning - 30ピンアダプタ」が発表されているが、発売は10月以降。しかも、価格は2800円。充電用ならケーブルを購入した方が安い。iPhone対応のアクセサリーを利用する人向けだが、なんと注意事項に「ビデオ出力はサポート対象外となります」とある。このままだと、iPhone 4/4Sからの買い換えを控えさせる原因となってしまう。早急にアダプターのリリースと周辺機器の拡充をして欲しいものだ。

裏表の区別なく装着できるのは便利だ

 iPhone 5を購入する際、店頭で「今はiPhone 5のケースがほとんど発売されていないので、本体と一緒に買ったらどうか。分割払いになるので月数十円になる」と言われた。しばらくは仕事で撮影するので傷を付けたくないため、クリアケースを購入した。しかし、帰宅してから検索してみると、すでにたくさん発売されているではないか。リサーチ不足で大反省。周辺機器メーカーのray-outだけでも、22種類のカバーが発売されており、カラバリも入れると数え切れないほどだ。iPhone 5のケースは、量販店で好みの製品を選ぶことをお勧めする。

iPhone 5用の「ブックカバータイプ・メッシュレザージャケット」。価格は2980円。もちろん、クリアタイプやソフトタイプも多数販売している

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