「LuvBook L」ロードテスト

PCに詳しくない人にもおススメ

14型だからネットとアプリ両方使えるUltrabook「LuvBook L」

文●西牧裕太

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初めまして。新人の西牧です。編集部に入ってからノートPCを使う場面が増えたのですが、今私が使っているものは大分古いもの。スマホの方が速い、というぐらいです。そんな私を不憫に思ったのか、同僚がマウスのノートPCを紹介してくれました!

5年前のPCとは段違いのスペックを持つマウスの「LuvBook L」

 現在私の家にあるPCは、5年前に購入したWindows Vista Home Premium搭載のノート型だ。CPUがCeleron M 520(1.60GHZ)、メモリーは1GBなので、当時としては最新のもの。動きも値段のわりに速く、普段使いならば全く問題なかった。しかし、最近ではPCの立ち上がりや、Webサイトの読み込みに時間がかかる。また、120GBあるHDDの容量もそろそろ限界だ。

 

 そろそろPCを替えどきなのは間違いない。今替えるのであれば、家庭・仕事の両方で使えるものがいいと考えている。具体的には軽量、薄型で持ち運びに便利なもの。ネットを開きながら、複数のアプリを開いて作業ができる処理能力の高さ。さらにはFlashサイト、SNS、Webサービスなどを頻繁にチェックするので、長時間のネットサーフィンも快適に行える画面の広さがほしい。と、ここまで希望を書いたが、簡単に言ってしまうと最近出始めているスペックのいい最新のUltrabookがほしいだけ、とも言える。

GeForce GT640MとCore i7-3517U搭載の「LB-L450S」はこの薄さ。

 それならば、と同僚からおススメしてもらったのが、マウスコンピューターの「LuvBook Lシリーズ」(LB-L450S)だ。GeForce GT640MとCore i7-3517U搭載で、メモリーは8GB。外付けのGPUを搭載しているので、多くのUltrabookにはない3D描画力がある。私はPCゲームをしないのだが、PCゲームをする人にとってはとても魅力的だろう。とはいえ高性能という点においては満足している。

 おススメしてもらってから数日後、現物が手元に届いた。箱を開ける。薄い! というのが最初の印象だ。驚くほど薄かった。それまで使っていたノートPCの半分ほどの厚みしかない(実際測ったら家のPCは43mm、LuvBook Lは21mm)。見た目はシルバーを基調としたシンプルなデザイン。液晶の枠とキーボードの部分は黒い。このあたりはカラーバリエーションがあってもいいいのではないかと思う。穴の開いたチーズからネズミの尻尾が見えるロゴは、他のPCメーカーにはない、柔らかなイメージがある。重さは約1.8kg。すごく軽いとは言えないが、それでも家のPCより1kgも軽い。これであれば持ち運びにも苦労しない。

 

 立ち上がりのスピードも断然速くなった。家のPCだと、立ち上がるまでに約3分半かかっていた。だが、240GBあるSSD搭載のLuvBook Lだとおよそ20秒。この差はかなり大きい。家のPCが立ち上がるまでに、LuvBook Lでメールを何本かチェックし終えている、というぐらい差が出る。ネットサーフィンも全く問題ない。サイトを読み込む時間が圧倒的に速くなった。動画サイトを見ていて途中で止まることもない。

 ディスプレーは14型の光沢液晶だ。家のPCは15.4型なので、少し小さくなった。しかし、解像度は1,366×768ドットもあり、Webサイトを左側、テキストファイルを右側に開きながら作業する分には充分だ。発色も鮮やかで、見る角度が変わっても、しっかりと見ることができる。

広い画面にネットとテキストファイルを並べて作業。仕事が捗って仕方がない。

 私の同僚は確かにスペックがいいPCをおススメしてくれたようだ。今のところ使い心地はとてもいい。ただ、これだけ性能がいいと値段はどうなのか気になるところ。また、仕事で使うのにOffice系のソフトが入っていないが、カスタマイズはできるのか。次回はその辺りについて書いていきたいと思う(続く)。



マウスコンピューター/G-Tune

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