注文時カスタマイズで選べる選択肢も豊富
「Endeavor ST160E」は、コンパクトでありながら注文時カスタマイズの選択肢が予想以上に豊富で、カスタマイズの自由度が高い。ベースはノートPC向けだが、CPUはIvy Bridge世代を含む6種類の中から選べるほか、メモリやストレージの構成もかなり柔軟に変えられる。
この手の製品レビューだと、たいていは最上級のフル構成か、実際にもよくオーダーされる構成で試用機を貸し出してもらうのだが、今回は敢えて、最小構成に近いスペックの試用機を用意してもらった。詳細は下表のとおりだが、たとえばメモリーやストレージはあえて一番下の構成にしてある。なぜかというと、この「Endeavor ST160E」は小容積なコンパクトボディにもかかわらず、ユーザーが購入後に手を加える余地が多分にありそうで、その潜在性に着目したからだ!
……もっともらしい理由を付けたが、要は最小構成に近い状態で買ってから、自分で好きなようにいじくり回して“かっとびマシン”に仕立てられたらおもしろいんじゃないか、という個人的な興味から始まったに過ぎない(笑)。メーカー的には推奨しかねる企画だろうに、そこはさすがエプソンダイレクト。度量が広い。というわけで、編集部で弁償する羽目にならない程度に、次回からこの「Endeavor ST160E」にいろいろと手を入れてみたい。
試用機の主な仕様 | |
---|---|
CPU | CPU:Core i7-3520M(2.90GHz、ターボ・ブースト時最大3.60GHz) |
メモリー | 2GB(DDR3-1600、2GB×1) |
チップセット | インテル HM77 Express |
グラフィック | インテル HD グラフィックス 4000 |
ストレージ | 250GB(SATA2、5400rpm) |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチ |
サイズ/重量 | W195×D185×H75mm/約1.8kg |
OS | Windows 7 Home Edition 64bit(SP1) |
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