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Samsung対Apple、今度はITCがSamsungの主張を退けApple勝利に

2012年09月18日 17時30分更新

文● 末岡洋子

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 SamsungとAppleが世界で繰り広げる訴訟合戦で、また動きがあった。米国際貿易委員会(ITC)が9月14日、Samsungの主張を棄却する初期判定を下したのだ。Samsungにとっては8月末の米カリフォルニア州地裁での評決に次ぐ米国での敗訴となった。

 今回のITCの初期判定は、2011年8月にSamsungが提出した苦情を受けてのもの。Samsungは当初、5件の自社特許をAppleが侵害しているとして、「iPhone」「iPad」「iPod touch」の米国への輸入差し止めを求めた。その後Samsungが1件の特許を取り下げたため、焦点は4件の特許にしぼられた。

 具体的には、CDMA無線通信技術に関するもの(米国特許番号7,706,348)、パケットデータ通信に関するもの(同7,486,644)、スマートフォンでの電話番号ダイアルのための手法(同6,771,980)、デジタルドキュメントの操作と閲覧のためのユーザーインターフェイスシステム(同7,450,114)となる。

 これに対し、ITCで行政法判事を務めるJames Gildea氏は、4件の特許全てについてAppleの侵害は認められないという初期判定を下している。

 ITCでは初期判定の後、6人のパネルによる本委員会で初期判定をレビューして最終判決を下すことになる。今回の初期判定については、2013年1月に本委員会が開かれることになっている。

 ITCではこれと平行して、AppleがSamsungを提訴した件に関して、10月初めに初期判定が下ることになっている。なお、AppleはITCではこれまで、HTCとMotorola Mobility(現Google)を相手に勝訴をおさめている。

 Samsungは8月末、カリフォルニア州地裁の陪審により、Apple製品の模倣が見られるとして10億5000万ドルの賠償金支払いが言い渡されている。今回の敗訴は仮の段階ではあるが、Samsungにとっては連敗となった。

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