大日本印刷は9月14日、スタイリストのコーディネート手順やルールを体系化し、ECサイトの商品スペックなどの情報と組み合わせて、自動的に最適なファッションコーディネートを提案するシステムを開発した。
同システムは、ECサイトやカタログに掲載されている商品の名称やスペックなどの情報から、季節、ビジネスやショッピングの利用シーン、商品のテイストなどファッションに関連する用語を抽出して商品を分類。
スタイリストのコーディネート手法を体系化・システム化し、アイテム分類・検索機能と組み合わせることで、生活者が選択したシルエットや色などの情報から、季節・シーン・テイストに応じた最適なジャケットやボトムス、靴などを含めたトータルコーディネートを提案する。
例えば、綿の白シャツの場合、カジュアルなテイストなら、綿を使ったベージュのクロップドパンツにブラウンのウッドヒールパンプスを、エレガントなテイストなら、レーヨンを使った黒のフレアスカートに、ラインストーン付きのハイヒールなどのコーディネートの提案を自動で行う。