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100色から選び放題の手乗り一眼「PENTAX Q10」

2012年09月11日 10時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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「PENTAX Q10」

「PENTAX Q10」

上のレッドモデルのほかに、ブラックとシルバーが店頭販売色となる

 ペンタックスから、超小型のミラーレスデジタル一眼カメラの新モデル「PENTAX Q10」と、Kマウントレンズが装着できるマウントアダプター「Kマウントレンズ用アダプターQ」が発表された。どちらも10月中旬発売予定となる。

 PENTAX Q10は、レンズ交換式ながらコンパクトデジタルカメラでよく使われている1/2.3型のCMOSセンサーを用いて手のひらサイズを実現した「PENTAX Q」の後継機種。

 グリップのホールド性を向上させたり、クイックダイアルのデザインを変更するなど、外観が若干変わっているのが大きな特徴だ。その分、本体サイズは幅102×奥行き33.5×高さ58mmと、従来機種と比較して幅が3mm、奥行きが2.5mmほど大きくなっている。重量は180g(本体のみ)と変わらない。

本体上面。従来機種よりも右側のグリップ部がしっかりと出ている

本体上面。従来機種よりも右側のグリップ部がしっかりと出ている

背面液晶は従来機種と同じ3型(46万画素)だ

背面液晶は従来機種と同じ3型(46万画素)だ

 標準の本体カラーはブラック、シルバー、レッドの3色だが、同社の「K-r」や「K-30」で実施した「オーダーカラー受注サービス」を行なう。20色のボディーカラーと5色のグリップの組み合わせ、計97種類(通常店頭販売の3色は除く)のカラーバリエーションから好きなものを選んで注文できるが、受注生産方式で注文から発送まで最短2週間かかる。

 撮像素子は有効1240万画素の裏面照射型CMOSセンサーを採用。スペック的には従来モデルと変わらないが、新型センサーとなっておりAFなどが高速化されている。それ以外のスペックは従来機を踏襲している。

 ボディーのみの予想実売価格は3万円台半ば(オーダーカラー受注サービスも同価格)。レンズキットは「PENTAX-02 STANDARD ZOOM」が付属する「PENTAX Q10 ズームレンズキット」(予想実売価格5万円前後)と、上記に加えて新開発の「PENTAX-06 TELEPHOTO ZOOM」が付属する「PENTAX Q10 ダブルズームキット」(同7万円前後)を用意。なお、ズームレンズキットはボディーのみの発売と同じく10月中旬だが、ダブルズームキットは11月上旬の発売となる。

PENTAX QにKマウントレンズが付けられる!

「Kマウントレンズ用アダプターQ」

Kマウントレンズとの組み合わせでこんなすごいことに……

Kマウントレンズとの組み合わせでこんなすごいことに……

 Kマウントレンズ用アダプターQは、PENTAX Q/Q10が採用する「Qマウント」に、PENTAXの一眼レフカメラで採用されている「Kマウント」レンズを装着するためのアダプター。予想実売価格は2万円台半ばとなる。

 メカシャッターを内蔵しており、電子シャッター撮影時に起きる歪みなどを防ぐほか、1/1000~30秒のシャッタースピードでの撮影が可能だ。このほか、装着するレンズの焦点距離をカメラ本体に入力することで、すべてのレンズでボディー内手ブレ補正が有効になる。

 基本的にすべてのKマウントレンズを装着可能だが、フォーカスはマニュアルで行なう必要があり、Kマウントレンズを装着すると35mm判換算で5.5倍の画角になる。

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