今回のことば
「ブラザーがいままでにない発想や、新たな技術を積極的に取り入れ、プリンターメーカーとして革新的な価値を創造していくという姿勢を込めたのが新ブランド。ブラザー=プリンターというイメージの浸透を目指していく」
(ブラザー販売・片山俊介代表取締役社長)
使い方で選べる「PRIVIO」シリーズ
ブラザー販売は、インクジェットプリンターの新ブランド「PRIVIO(プリビオ)」を発表。個人向けおよび企業向けをあわせて17機種の新製品を順次発売している。
PRIVIOは、「Print」と「Innovation」の2語を組み合わせた造語だと同社では説明する。
「ブラザーがいままでにない発想や、新たな技術を積極的に取り入れ、プリンターメーカーとして革新的な価値を創造していくという姿勢を込めたのが新ブランド。ブラザー=プリンターというイメージの浸透を目指していく」と、ブラザー販売の片山俊介代表取締役社長は語る。
これまで個人向けとして2003年から使用してきたMYMIO(マイミーオ)のブランドを一新するとともに、企業向けのJUSTIO(ジャスティオ)は、レーザープリンターやスキャナーのブランドとして残すものの、インクジェットプリンターについては、PRIVIOシリーズに統合するという大胆なブランド変更となる。
つまり、インクジェットプリンターは、すべてPRIVIOに統一するというブランド戦略の変更だ。
PRIVIOシリーズは、家族で楽しみたい人に向けた「ベーシック」、新たな技術を搭載した高機能シリーズの「ネオ」、大量印刷などに最適化したビジネス向け製品の「ワークス」をラインアップ。ライフスタイルやワークスタイルにあわせて選択できようにしている。
この連載の記事
-
第582回
ビジネス
パナソニックコネクトの現在地点、柱に据えるBlue Yonder、ロボットとは? -
第581回
ビジネス
スタートして半年の日本NCRコマース、軸はAIとプラットフォームの2つ -
第580回
ビジネス
コンカーの第2章は始まるのか、SAPの生成AIを使って効率的な経費精算を -
第579回
ビジネス
AIの筋トレはいまから始めるべし、マイクロソフト津坂社長がCopilotの議論から得たもの -
第578回
ビジネス
大赤字からの再起はかるバルミューダ、その足掛かりは? -
第577回
ビジネス
日本の強さは量子力学におけるトンネル効果があるため、量子と出会い、広げよう -
第576回
ビジネス
リコーの新しい共創拠点RICOH BIL TOKYO、富士通やKDDIともつなぎたい -
第575回
ビジネス
あたり前の起業家精神が、日本にはなくなっている -
第574回
ビジネス
クボタが切り拓く無人かつ自動運転のコンバイン、実現までの4年に求められた事柄とは? -
第573回
ビジネス
IBMはテクノロジーカンパニーである、2nm半導体、生成AI基盤、量子コンピューター -
第572回
ビジネス
いずれなくなるはずのプリンター、エプソンはなぜそのヘッドに積極投資するのか - この連載の一覧へ