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Apple Geeks 第92回

「iOS 6」登場迫る!? リリース前に準備すべきことは?

2012年09月07日 19時00分更新

文● 海上忍(@u_shinobuTELAS

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iCloudへバックアップ

 iCloudにバックアップするには、「設定」を起動して「iCloud」→「ストレージとバックアップ」の順にタップ、そして表示された「iCloudバックアップ」をオンにすれば準備完了。これで、音楽/動画とアプリの一部データ(ログなど一時利用のデータ)を除くiOSデバイス上のデータが、一定の条件を満たすときiCloud上にバックアップされる。

「iCloudバックアップ」を有効にしておけば、iOSデバイス上のデータの一部が定期的にiCloudストレージへ転送される(アプリ本体は転送されない)

 一定の条件とは、「iOSデバイスが電源に接続した状態」「Wi-Fiに接続した状態」「ロックされた状態」の3点を満たしていること。自宅で充電状態のまま放置しておけばいいので、特に操作は必要ない。今すぐバックアップしたいという場合は、「ストレージとバックアップ」画面にある「今すぐバックアップを作成」ボタンをタップすればいい。

 注意すべきは、iCloudストレージの容量。無償の場合、ひとつのApple IDに対し5GBが割り当てられているが、“カメラロールに大量の写真がある”、“アプリに大量のデータが収録されている”といった場合には5GBでは厳しいかもしれない。その場合には、「ストレージとバックアップ」→「ストレージを管理」→iOSデバイスの順でタップ、バックアップオプションで「カメラロール」など容量がかさみがちな項目をオフにするといいだろう。

iCloudストレージの残量が厳しい場合は、この画面で「カメラロール」など容量がかさみがちな項目をオフにしておくといい

筆者紹介―海上 忍(うなかみ しのぶ)
Twitter:@u_shinobu

 ITコラムニスト。OS XのUNIX寄りの機能解説を得意とするが、そのような依頼が多くて、とは本人の弁。近年では、スマートフォンやA&V機器の取材・執筆にも力を注ぐ。OS Xなど各種TIPS記事を集積したサイト「TELAS」の運営にも関わっている。



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