4.3型なのに小さな手でも収まるサイズ　なんとおサイフケータイ入り!?

Motorolaが4.3型の新RAZRを国内投入　一足早く詳細チェック

　一方、RAZRブランドのイメージを作っている薄型化にももちろん抜かりはなく、厚さ8.3mmに押さえられている。それでいてバッテリーは2000mAhとかなりの大容量。一般的な利用状況で20時間以上使えるとしている。

8.3mmという薄型だが、必ずしもソリッドな感じではない。左側面に電源とボリュームキー。右側面にmicroUSB端子（MHLには非対応）

SIMのサイズはmicroSIM

　その他のスペックでは、ディスプレーは前述したとおりに4.3型で、従来モデルと同様の有機EL（Super AMOLED Advancedと呼称）を採用。画面解像度は540×960ドット。CPUは1.5GHzのデュアルコアとされているが、これは発表会会場でSnapdragonであると示唆されていた。

　背面には、頑丈な上に熱を放散させるという部分でもメリットがあるとするケブラー繊維を従来モデルから継続して採用。前面のゴリラガラスは“防水”ではないものの、“撥水”仕様になっているのも同様だ。

　OSは発売時はAndroid 4.0で、早期に4.1へアップグレードすると保証されている。また、標準ブラウザーとしてChromeがプリインストールされている。

親指が画面の反対側に楽々届いた。CPUも1.5GHz動作のSnapdragonとハイスペックで、サクサク動作だった。メインのキー類はディスプレー表示タイプ。「Recent Apps」キーを「MENU」キーに切り替える設定は見つけられなかった

OSは当初はAndroid 4.0.4だが、年内の4.1へのアップグレードが表明されている