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Core i7上位版や16GBメモリーも選択できるパワフル仕様!! 「Endeavor NJ5700E」ロードテスト 第5回

フルHD液晶で7万9800円からという安さが魅力の「Endeavor NJ5700E」

2012年08月30日 21時00分更新

文● 星 紀明 写真●篠原孝志(パシャ)

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BDドライブを選択すればBDソフトをフルスペックで鑑賞できる

Endeavor NJ5700E」では、光学ドライブに「スリムBlu-ray Discドライブ(BDXL対応)」を選ぶこともでき、これを選択すればBDメディアの読み書きも可能になる。BDドライブを選んだ場合は、バンドルの再生ソフトもBD対応の「PowerDVD10 BD for EPSON」になるので、市販BDソフトやレコーダーなどでデジタル放送をダビングしたBD-R/REなども別途ソフトを用意することなく再生可能だ。一般のスタンダードノートでは、BDドライブを搭載していても液晶の解像度が低いため、BDソフト本来の高精細映像を楽しむことはできないが、フルHD液晶を標準搭載した本製品なら、BDソフトの映像をフルスペックで堪能できる。

右側面にスリムタイプのBDドライブを内蔵することが可能。読み込み速度は6倍速(BDXLメディアを除く)で、書き込みもBD-R(1層、2層とも)が6倍速

BDドライブを選択した場合、BD再生にも対応した「PowerDVD10 BD for EPSON」がバンドルされる。なお、DVD-ROMドライブやDVDスーパーマルチドライブにバンドルされるのは「WinDVD for EPSON」だ

 実際に今回試用している「Endeavor NJ5700E」で、手持ちのBDソフトを鑑賞してみると、1366×768ドット液晶のノートで観る場合とは映像の緻密さがまるで違い、精細感の高さが目を引く。光学ドライブをBD対応にした場合の最小構成価格は9万3450円(送料含まず)だが、10万円を切る価格でBDソフトをフルHD画質で楽しめるノートというのは他でもなかなかない。

 なお、バンドルの「PowerDVD10 BD for EPSON」にはアップコンバート機能もあるので、SD画質のDVDソフトをHD画質に変換しながら再生することもできる。さすがにBDソフトと同等の画質にはならないが、一般の再生ソフトではぼやけてしまうDVDソフトも鮮明な画質で楽しめる。BDだけでなくDVDも高画質で視聴したいなら「PowerDVD10 BD for EPSON」がバンドルされるBDドライブを選択するのがおすすめだ。

 さて、今回はディスプレーと光学ドライブを検証してみた。次回は「Endeavor NJ5700E」の拡張性を中心にテストする予定だ。

「Endeavor NJ5700E」

試用機の主な仕様
CPU Core i7-3820QM(2.70GHz、ターボ・ブースト時最大3.70GHz)
メモリー 16GB(8GB×2、DDR3 1600MHz SDRAM)
チップセット インテル HM77 Express
グラフィック NVIDIA GeForce GT 640M(1GB)
ストレージ ハイブリッドHDD 500GB(8GB SLC内蔵)
光学ドライブ Blu-rayドライブ(BDXL対応)
バッテリー駆動時間 約5.4時間
サイズ/重量 W380×D262×H34~37mm/約2.6kg
OS Windows 7 Home Edition 64bit(SP1)

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