エンタメに優れるCOCOROBO、コンパクトなAIM-ROBO2
メイドロボと安価、両極端なロボット掃除機をじっくりテスト
2012年08月30日 12時00分更新
超音波センサーでガラスも認識!
付加価値にこそ価値があるCOCOROBO!
今回紹介するのはシャープ「COCOROBO」の中でも、無線LAN&CCDカメラを搭載し、掃除機と会話もできる上位機種のRX-V100だ。無線LANを経由してスマホから操作したり、内蔵カメラで部屋の様子などを監視できるというもの。もちろん出先からの操作や監視も可能なので、防犯用としても利用できる。
壁や障害物の検知には、ロボット掃除機としては珍しい超音波センサーを使っているため、赤外線センサーが反応しづらい透明なガラスや黒い壁でも確実に認識するのが強みだ。
走行パターンは部屋全体を掃除する自動も合わせ4種類
部屋全体を掃除する自動モードはランダム走行が基本だが、時折壁づたいを掃除したり、矩形のジグザクで走り回る。その他、直径1mの範囲を集中的に掃除するスポットモードと、さらに2~4mまでの範囲に広げるスポットモード、壁づたいのみを集中的に掃除する壁際モードを持っている。なお、スポットの2~4mの範囲は、設定により1m刻みに変更が可能だ。
それぞれの走行パターンは、次のムービーを見て欲しい。
部屋の中を縦横無尽に掃除する自動モード
直径1mをピンポイントで掃除するスポットモード1
直径2~4mまでの範囲を重点的にに掃除するスポットモード2
壁ぎわのみをひたすら掃除する壁際モード
さて自動モードで掃除させたとき、どのぐらい床が綺麗になったのかを見てみよう。
床の中央はまったくゴミを残さずキレイな仕上がり。コーナーは少しゴミが残るものの、他の掃除機と同レベルだ。壁際のエッジは、4辺のうち1辺のみに若干ゴミが残っていたが、他3辺はキレイにしてくれた。COCOROBOの特徴と言えるのは、充電台付近の掃除だろう。他の掃除機は充電台を大きく迂回していたが、COCOROBOは充電台ギリギリまで掃除をするのでキレイに仕上がる。
ゴミの吸い込み機構は、起毛ブラシ(青と緑があるが硬さは同じ)のみでゴムブラシはない。さらに前方の集塵ブラシは左右にある。
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