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フルハイト/ハーフレングス形状で最大24の内部ポートをサポート

PCIe Gen3の帯域を使い切る「Adaptec 7シリーズ」投入

2012年09月06日 06時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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9月6日、PMCシエラは、PCIe Gen3の帯域幅を最大限活用できるRAIDアダプター「Adaptec7シリーズファミリ」を発表した。最大6.6GB/s(シーケンシャルリード)という高いスループットを実現するほか、業界最多を謳う24の内部ポートをサポートする。

24ポートをサポートするRAIDチップ搭載

 Adaptec 7シリーズは6GbpsのSAS/SATAに対応したRAIDカードの新製品になる。全モデルでバスインターフェイスとしてPCIe Gen3(x8)に対応した「PM8015」のRAIDチップを搭載。小型で高密度なHD Mini-SASコネクタの採用により、ロープロファイル/MD2の形状で最大16の内部ポート、フルハイト/ハーフレングスの形状で最大24の内部ポートをサポートする。エクスパンダーなしで、1枚のカードに複数台のディスクを直接接続できるという。

PCIe Gen3(x8)に対応したPM8015のRAIDチップを搭載したAdaptec 7シリーズ

 Adaptec 7シリーズの特徴は、「PCIe Gen3の帯域幅を最大限に活用する」パフォーマンスだ。従来の8つのSASポートでは帯域幅が4.8GB/sにとどまるため、PCI Gen3(8レーン)の8GB/sの帯域を有効活用できなかった。しかし、16つのSASポートをサポートするAdaptec 7シリーズであれば、帯域幅が9.6GB/sまで拡大するため、PCI Gen3を最大限活用できるという。実際の性能はシーケンシャルリードで6.6GB/sを記録。16台のSSDに直接接続した場合、4Kのランダムリードで45万IOPSに到達する。他社に比べて2倍以上、前世代に比べて約10倍の処理性能が実現したという。

PCIe Gen3の帯域幅を最大限に活用する」パフォーマンス

 また、最近のRAIDカードのトレンドともなりつつあるSSDキャッシング機能も、最新の「Adaptec maxCache 3.0」にバーションアップ。ライト時で最大14倍、リード時で25倍のIOPS向上を実現するほか、キャッシュの破損を保護するための冗長化、SSDをキャッシュ用とOS向けの論理デバイス用にパーティションニングするOptimized Disk Utilizationなどの機能が追加された。

Adaptec 7シリーズのファミリー」

 Adaptec 7のSKUは全部で8種類。内部ポートの数やフォームファクターが異なるほか、maxCache搭載モデル、ミラーリング専用モデル、ケーブル同梱パッケージも用意される。価格はオープンプライス。また、バッテリなしでキャッシュデータを保護する第3世代のZMCP(Zero Maintenance Cache Protection)である「AFM-700」もオプションで用意される。HD mini-SASケーブルもさまざまな形状が用意されており、用途にあわせて選べる。

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