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富士見iPhoneクラブ 第55回

iPhone本当にあった怖い話

2012年08月31日 12時00分更新

文● iPhoneクラブ製作委員会

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マジ納涼!? メンバーのリアルに怖~い体験談

トシロ 写真といえば、心霊写真の話って最近聞かなくなったよね。デジカメとかスマホとかで怖い写真が撮れた、って聞いたことがない。こんなにiPhoneで写真撮ってるんだから、1枚ぐらいあってもいいんだけどなあ。撮れたためしがない。

カリー アナログ世代の幽霊は、デジタルなガジェットには写らないんですかね。昔はあんなにテレビで特集が組まれていたのに。そもそも、皆さんは心霊体験ってありますか?

トシロ あるある。昔からよく見てたよ。家族が寝ているはずなのに部屋の扉を叩く音がするとか、夜中に誰かの声が聞こえたりとか。

じまP うわ、本物ですね。

ニッシー 自分もあるなあ。ワンルームで一人暮らししてた時代の話なんだけど、寝ているときに右手を「ギュッ!」って握られたんだよ。「何だろう」と思ってパッと見たけど、誰もいなかったんだよね。ドアや窓が開いた様子もなくて。

「一人暮らしのとき、寝てるときに、右手を『ギュッ』と強くつかまれた。何だろうと思ってパッと見たけど、誰もいなかったんだよね」(ニッシーさん)

トシロ 俺も寝ていたときに、足をぐっとひっぱられたことがあったな。慌ててひっこめたんだけど、誰もいなかった。

ニッシー 俺もトシロさんも、そのときに抵抗していなかったら、知らない世界に引き込まれていたかも。

カリー 今ならiPhoneの「マップ」で現在地表示できるから、どこに引っ張りこまれても安心ですね。

ニッシー そういう問題じゃないだろ! じまPさんは、何か怖いエピソードはないの?

じまP 自分は、友達同士でさびれた温泉旅館に泊まったときに、見るものもないので、夜中に友人と誰もいないロビーで話してたんです。そしたら入り口のドアがすーっと開いて、また閉まった。「自動ドアが何かに反応したのかな?」と思って、そのまま部屋に戻って寝たんですが、そのときに「この旅館の入り口は、自動ドアじゃなかったぞ……」ってことに気づいたんです。

「旅館のロビーにいたとき、玄関のドアがすーっと開いて、閉まる気配がした。部屋で寝ようと思ったとき、『そういえばここ、自動ドアじゃなかったんじゃ…』」(じまPさん)

トシロ そういう“出る”スポットがあるんだよな。××幹線って道があるじゃん。今はまっすぐつながってるんだけど、昔はあそこに戦争用の戦車の道があったらしいんだよ。あとは大きなお寺があって、お墓もいっぱいあって。そこの道をたまに通ってたんだけど、あそこはよく出たね。道に髪の毛がぶわーっと落ちてたりして「うわっ!」と思って止まったけど何もなかったり、運転中に窓ガラスを叩かれたりとか。

「××幹線って道をクルマで走ってるとき、事故が多いカーブがあって。そこに電話ボックスが立ってるんだけど、そこを通りかかったとき、女の人が座ってたんだよね。その人、後ろを向いてたんだけど、俺の車が近付いていくと、こっちを振り向こうと…」(トシロさん)

カリー すごい、テレビの心霊特集みたい。

トシロ そこで一番怖かったのが、急にカーブして下るところがあるんだけど、そこに電話ボックスが立ってるの。いつもそこに車が突っ込むんだよね。

ニッシー それはカーブのせいじゃないの?

トシロ 俺もそう思ってたんだよ。ところが、ある日その道を通ってたらさ……電話ボックスの近くに車を停めるスペースがあるんだけど、そこにタートルネックを着た女の人が座ってるわけ。で、その人が後ろを向いているんだけど、こっちを向こうとしてるんだよ。

カリー マジで! それは怖い……。

トシロ もう絶対、目を合わせたらダメだと思って。そっちを向かないように必死で顔を傾けて、なんとか抜けたんだけど。今思うと、あれが事故を呼ぶ何かだったのかもしれないよな。

「聞こえなーい、聞こえなーい」(カリーさん)

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