ロボット掃除機6台が激突!
ロボット掃除機はハウスメイドの夢を見るか? 徹底的に検証した
2012年08月29日 15時00分更新
6畳2間ならルンバ
広いダイニングならHOM-BOT 2.0
今回行なったテストから、ルンバとHOM-BOT 2.0は同様の価格帯ながら、部屋掃除のアプローチ大きく異なるということが分かった。人間と同様にロボット掃除機にも個性があるので、どちらが良いとは言い切れず、掃除する部屋やライフスタイルなどでベストなロボット掃除機は変わってくる――。とお茶を濁していては、普通のロボット掃除機の記事になってしまうので、これから購入しようと思っている人への判断材料として、筆者が独自に採点したレーダーチャートを掲載しておきたい。
ルンバの特徴は、老舗ゆえの総合的な使いやすさとタイマー運転の便利さ、そして他社にはない2部屋を順次掃除するライトハウス機能と、進入禁止マーカーだろう。テスト結果に加え、これらを考慮するとおもに6畳2間を掃除するのに向いているといえる。
一方のHOM-BOT 2.0の特徴は、圧倒的な掃除の早さと、ゴミの捨てやすさ、そして障害物の多い部屋でも立ち往生することが少なく、家具にもほとんどぶつからないという点だ。モノが多い部屋や広いダイニングで使うならHOM-BOT 2.0をオススメしたい。
いずれにしても言えることは、魔窟のようにマンガやフィギュア、PCパーツにDVDが床に散在している部屋は、ロボット掃除機で楽することができないということ。ロボット掃除機でラクをするなら、ある程度人間がロボットに合わせてやる必要がある。
今回はルンバとHOM-BOT 2.0をレビューしたが、まだ4台も掃除機が残っている。記事を書くのもムービーを作るのも、実験するのもメンドクセーが、読者が高い買い物をして失敗することがないように、人柱となって徹底的に実験・比較していこう。
次回はペットのような面白さを満載したシャープのCOCOROBOと、安くて小さく小回りが効き「これぞASCII.jp読者向け!」というツカモトエイムのロボットクリーナーミニを紹介しよう。
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