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ELECOM「TK-FNS040BK」

スマホを置くだけで使えるNFC対応キーボードがエレコムから発売

2012年08月21日 21時41分更新

文● 増田

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 Androidスマートフォンをキーボード中央部にのせるだけで、すぐに文字入力が可能なシリコンキーボード「TK-FNS040BK」がエレコムから発売された。入荷したのはパソコンハウス東映。1万580円で販売中だ。

世界で初めて近距離無線通信の国際規格「NFC IP-1(ISO/IEC 18092)」に準拠したワイヤレスキーボード「TK-FNS040BK」

 この製品は、近距離無線通信の国際規格「NFC IP-1(ISO/IEC 18092)」に準拠した初のキーボード。ノルウェーに本社を置くOne2Touch社と共同開発された製品で、対応したAndroidスマートフォンで利用可能だ。
 使用にあたっては、事前に2つのアプリをGoogle Playからダウンロードし、文字入力方法の設定を1度だけ行なえば、スマートフォンをキーボードの上に置くだけで接続が完了。Bluetooth対応製品のように電源のON/OFF、ペアリング、パスコード入力などをする必要はない。

スマートフォンをキーボードの上に置くだけで接続が完了。Bluetooth対応製品のように電源のON/OFF、ペアリング、パスコード入力などをする必要はない

 電波周波数は13.56MHzで、キーボード表面から約10mmの距離まで接続可能。電源はコイン型二酸化マンガン/リチウム1次電池が内蔵され、寿命は約1年6ヵ月。交換ができないため、その時点で使用不能となる点は覚えておいた方がよいだろう。
 サイズは341.0(W)×65.0(D)×8.6(H)mm、重量約144g。本体は折りたたみ式で収納ケースが付属。キーパッドは滑らかな打ち心地を提供するシリコンキーで、キーピッチは15.0mm、キーストロークは1.0mm。キー配列はオリジナル45キーが採用され、無償ダウンロード可能な「ELECOM日本語入力 powered by ATOK」を使えば快適かつスムーズな入力も可能。

対応OSはAndroid2.3.4~2.3.7/Android4.0以上。価格は1万円強と発表時(約1万8000円)よりもかなり安め

【取材協力】

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