スマホを使って家電を操作!
もはや家庭とスマホは切り離せない
パナソニック(アプライアンスマーケティングジャパン)は21日、スマートフォンとの連動をウリにした「スマート家電」6製品を発表した。その6製品とはルームエアコン、トップユニット冷蔵庫、ドラム式洗濯乾燥機、体組成バランス計、活動量計、手くび血圧計。このすべてが、スマホのNFCやクラウドサービスと連動して操作することができる。
パナソニックのスマート家電のキャラクターを務める、女優の吉瀬美智子さんも登場した
今回発表されたのはパナソニックの家電の今秋モデル。Android(2.3以上)スマホ(エアコンのみiPhoneにも対応)に、「パナソニックスマートアプリ」(こちら)をインストールすることで、さまざまな機能を使うことができる。なお、このアプリは無料でパナソニック製のスマホ以外でも使える。家電新製品6機種はまだ発売が先だが、アプリのみすでにダウンロードすることが可能で、すでに発売されている同社の製品「スチームオーブンレンジ(NE-R3500)」「スチームIHジャー炊飯器(SR-SX102/SR-SX182)」でも使える。
それでは、どんな感じで使えるのかを写真とともに解説しよう。なお、これらの新製品の価格はすべてオープンとなっている。
すでに発売されているスチームオーブンレンジでのデモ。基本的にはNFCに対応したスマホが必要となる
作りたいレシピを選択すると、材料と調理時間などが表示され、それをNFC経由でレンジに送り、あとは調理ボタンを押すだけというお手軽さ。もちろん食材は用意しておかないといけない
こちらもすでに発売されているスチームIHジャー炊飯器
10月20日に発売が予定されているトップユニット冷蔵庫。NFCでタッチすると、冷蔵庫のエコ情報などを知ることができる。光で冷蔵庫内の収納量の変化を検知して、自動的に節電してくれるなど、エコに関するテクノロジーが進化している。予想価格は30万円前後
10月1日に発売予定の体組成バランス計(EW-FA43)。NFCでタッチすることにより、測定データを管理することができる。同時期に発売される活動量計のデータも一元管理できるので、ダイエットに最適だ。予想価格は1万円前後
10月1日発売予定の活動量計「デイカロリ EW-NK63」。こちらもNFCでタッチすることにより、測定データを表示・管理できる。IPX5/IPX7基準を満たしている防水仕様なので、アウトドアスポーツにも向いている。予想価格は6000円前後
こちらも10月1日に発売が予定されている、手くび血圧計(EW-BW53)。血圧や脈拍などの測定データを表示・記録したり、グラフ化したりできる。予想価格は1万円前後
9月25日に4モデルが発売されるドラム式洗濯乾燥機。NFCで洗濯機にタッチすることで、クラウドサーバー経由で洗剤や柔軟剤の量や衣類や汚れに合った洗濯コースを選んでくれる。予想価格は34~35万円前後
10月19に発売予定のルームエアコン「Xシリーズ」。このエアコンのみ、Androidだけでなく、iPhoneでも操作が可能となっている。クラウドサービスを利用し、外出先で家のエアコンをオン/オフできる
専用アプリを使うものの、NFCは使わないのでiPhoneにも対応しているのである。うっかりエアコンを切り忘れて旅行に出てしまった場合などでも安心だ。Xシリーズの予想価格は21~24万円前後